結城聡九段、連敗も一流の証明なり

先週、将棋の加藤一二三九段が通算1100敗を達成した。これは今後破られることのない不滅の記録だと思う。 なだれ三昧が加藤の存在を知ったのは、中学生でプロになったという新聞記事をみたことからである。その後20歳で名人に挑戦し再び新聞記事を賑わすのを見て、自分と同い年なのになんでこうも才能に差が生じるのかと、我が身を嘆いた思い出がある。 …
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NHK杯だけは結城の胸を借りる立場

NHK杯の準決勝第2局、結城聡九段対山田規三生九段戦を観戦した。 9手目、結城の黒Aを見て、解説の大竹英雄前理事長が「最近流行しているが、碁が進歩したということかなあ。我々の時代には・・・」と、感慨深げにつぶやいていた。 この形、1週間前に中国素人本因坊戦でなだれ三昧が白番で負けたのと全く同じである。 そのときは、白Bとぶ…
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2012年井山の輝かしい戦績

昨年の井山6冠は51勝12敗で、2年連続の最多勝となった。 2位の高尾九段が34勝だから断トツといってよい。 また51勝というのは、2007、2008年の張栩九段に並ぶタイ記録だ。 本欄が次代のエースと注目している余正麒三段も、関西棋院の最多勝に輝いたが、それでも36勝(14敗)どまりである。 もともと井山と余正麒では、対戦する…
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テレビ観戦の興味半減だった七番勝負

今回の棋聖戦は、1日目から形勢が傾くケースが目立ったように思う。 このレベルの対局でそういうことになると逆転は難しい。 昨日の第6局も、早い段階から黒が形勢リードという解説が続いた。 こうなるとテレビ観戦するほうも緊迫感がなく、面白みに欠ける。 2日制なんだから、せめて封じ手まではじっくり構えて形勢不明の互角であって欲しいものだ…
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とりあえず6冠

         6冠達成直後の井山新棋聖(NHKから) 第37期棋聖戦第6局は午後5時3分、先番の井山裕太本因坊が中押し勝ちして棋聖奪取に成功。 井山は史上初の6冠となり、同時に趙治勲、張栩に次いで3人目のグランドスラム(7冠制覇)も達成した。 高尾九段の解説を聞いていると、封じ手の段階で黒が有利と言ってい…
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まるで碁になっていない・・・中国素人本因坊戦は惨敗

       (トーナメント表)クリックで拡大 昨日、2年ぶりに中国素人本因坊戦地区大会に行ってきた。 文字通り、「行ってきた」だった。 初戦で序盤から苦手な形になり、なす術もなく敗退。 親善戦に回ったのだが、初めから打ち方が萎縮してしまって、相手に楽をさせるばかりの進行になった。 今年は1月の三菱囲碁同好会でも全…
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棋聖戦第4局から何を学ぶ?

第3局と同じパターンで井山5冠が負けた。 勝つときはいつもプロでも気がつかない絶妙な手を繰り出す。それが井山の碁の魅力だと思う。 しかし負ける碁は、プロの誰でもが疑問手を指摘できるような失敗をしている。 なだれ三昧は23手目の黒1が打たれたとき違和感があった。そして白4となったとき、やはり敗着になるかもしれないなと思った。 …
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脳は無理だ。感覚を鍛えたい

        飛田早紀初段(公報ひらかた紙から借用) 暇にまかせてネットサーフィンをやっていると、思いがけない情報にたどり着く。 きょうは大阪枚方市の広報誌のバックナンバーで囲碁の記事を見つけた。 平成23年11月号の「市民登場」という企画ものに、飛田早紀初段が取り上げられていた。 この年の8月に関西棋院でプロ入り…
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定石ハズレは実戦詰碁の世界

道場では同じ日に同じ相手と2度打つことはほとんどない。昨日のNAKAさんはワザと定石をはずす作戦が失敗し、悔しかったのか続けて挑戦してきた。 9手目(図の白4)まで、1局目と同じ手順である。 ここでNAKAさんはまたも新手を繰り出し、黒5とオサえた。 間髪を入れず白6ハネ。いま思うと、石音のしたところを打つ愚を犯したようだ。 …
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感覚で打つかヨミの一手か

城町道場の対局は、全て40分の手合い時計使用であるが、小生は作り碁でも2、30分で十分だ。根気が続かないので、難しい死活でも途中でヨミを諦めて、いい加減に打ってしまう。 昨日、またも70点にリーチがかかった1戦で、相手は強豪のNAKAさんだ。 これまでの対NAKA戦は先番で29勝25敗だが、白番では9勝18敗とダブルスコアで分が…
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「すてきだぜ」はすてきなキーワード

きょうの囲碁フォーカスで、詰碁作り名人?の林漢傑七段が取り上げられていた。 先日「美の有段詰碁100」について書いたばかり。グッド・タイミングだ。 林漢傑七段推奨の詰碁キーワード、「すてきだぜ」は覚えておきたい。 実戦の難しい死活の場面でも、キーワードを当てはめて考える癖をつけたい。 「す」 = 捨て石 「て」 = 手…
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きょうのお勉強は山下名人からの宿題

棋聖戦第3局は張栩棋聖が勝ってやっと1勝を返した。 それにしても井山5冠の打ち方は、着手もそうだが、時間の使い方も尋常ではない。 上の局面も、54手目に白1とぶっつけ白3と切って過激な戦いに持ち込んだが、これも右辺での折衝の結果が思わしくなかったかららしい。 結果的に下辺で猛攻したが黒にシノがれて、悪いほうへ局面が傾いてしまっ…
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「美の有段詰碁100」

久しぶりに市の図書館に行ったら、めずらしく新刊が1冊だけ入っていた。 林漢傑著「美の有段詰碁100(下巻)」。早速借りて取り組んでみた。 表題の通り100題あって、難易度が5段階に分かれている。初段~七段までが対象の問題らしい。。 難しい詰碁は時間の無駄で身にもつかないので、易しい問題を数多くこなすということで、★か★★に…
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碁雷神の評価

日本囲碁連盟の囲碁ソフト「碁雷神」。 12月に手に入れて対局したが、互先で散々打ち負かされた。 ネット碁でも試してみたが、たちまち小生のレートをアップさせ、四段に復帰させてくれたことは前にも触れた。 その後も幽玄の間で使用を続けた結果、妙な結果になっている。 三段で対局を始めてから7勝1敗で四段に昇段。対戦相手が四段に変わっ…
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カウントダウン164

もう歳だからと、昨年は取りやめた新年の目標設定。 その内容は ① 本因坊秀策囲碁まつり(五段戦)4勝、②三菱同好会で年2回優勝、③城町道場で持ち点70点にタッチ、④幽玄の間で五段維持、の四点であった。 特に囲碁まつりまでは、元旦からカウントダウンを始め、たいして実行もできないカリキュラムを組んで意気込んだものだ。 今年も早…
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張栩棋聖の名誉称号獲得は崖っぷち

第2回女流秀策杯の審判長を務めた小林光一九段は、名誉3冠としても名高い。 現行の七大棋戦では、5連覇または通算10期で名誉称号が与えられる。 これまで9人の棋士がこの栄誉に浴しているが、複数持っているのは他に趙治勲名誉2冠だけである。名誉3冠というのがいかに偉大な記録かがわかろうというものだ。 早速調べてみた。 9人の棋士が…
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女流アマ選手権はプロ入りの登竜門

         (指導碁中の飛田早紀プロ) 女流秀策杯に参加したプロ8人のうち、女流アマ選手権者が2人いることに気づいた。 三村(向井)芳織二段と飛田早紀初段だ。 ちょっと気になったので、最近の年度別優勝者を調べてみた。 第41回(平成11年)  潘 坤鈺  (日本棋院二段) 第42回(平成12年)  中島美絵子(日…
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コバコウ先生のお墨付き

     この冬の初積雪--綿菓子みたいな雪-- 昨日の女流秀策杯決勝戦で、小林光一九段が大盤解説をした。 途中、聞き手の佃亜紀子五段との間で、こんなやり取りがあった。 (佃)「小林泉美六段はお嬢さんですが、小林九段から見て女流の碁はどうですか?」 (小林)「欲張りですね(本気で取りにいったりして)。僕らはとても怖く…
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万波奈穂二段が連覇(女流秀策杯)

本日行われた第2回女流秀策杯(於いて尾道市)で、ディフェンディングチャンピオンの万波奈穂二段が、決勝戦で種村小百合二段を先番中押しで破り優勝した。 昨年から始まったこの棋戦で、きょうも力強さ満点の碁で連覇を果たし、賞金50万円を獲得した。 女流プロ棋士8名と、前日の予選で勝ち抜いたアマ8人の16名によるトーナメントの結果…
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世紀の対戦は藤沢里菜初段の中押し勝ち

先週の棋聖戦七番勝負の開幕日に、85歳の杉内寿子八段と14歳の藤沢里菜初段の対局があった。 女流の現役最高齢と最年少の対局で、年齢差は71歳。当然大ニュースのはずなのだが、今朝の毎日新聞でベタ記事が出た程度だったのにはがっかりした。 対局結果は、里菜初段が187手で先番中押し勝ちだった。 この前書いたように、最近の好調ぶり…
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