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zoom RSS (NHK杯から)布石定石?

<<   作成日時 : 2015/04/27 11:44   >>

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先番向井千瑛五段VS初出場の寺山怜四段戦。図は黒6と打ったところ。ここまでの21手の進行は、一時期すごく流行り実戦例が多く、「布石の定石」みたいなものだと、解説の張豊猷八段。
例によって、布石感覚を磨く一助にすべく解説者の「言葉尻」に耳を傾ける。

まず四隅を打ち合って5手目に黒イと高くカカッたのは向井五段が力碁なので当然。これに対する白ロからのツケヒキは、寺山四段も同じ力碁ではあるが白番では最初から力を出しにくいのでじっくり受けたものだ。
力碁の人は黒を持った方が有利で、得意なフィールドで戦うようにもっていきやすい。

解説にはなかったが黒ホのカカリは最近よく見るが、数年前には黒ヘにカカり、白の受け方を見て黒ト、リまたはカケツギからAにヒラくのが流行っていたと思う。

右下白がケイマにカカり、黒コスミのあと白1のワリウチから布石の定石が出来上がったが、このワリウチでは・・・・・
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伊田篤史八段が高尾紳路十段からタイトルを奪取した十段戦第5局の序盤の図である。碁盤の右半分はNHK杯と全く同じで、左側の石の勢力方向もよく似ている。ここで高尾十段はワリウチではなく白1と下辺をケイマに受けた。ネット解説の溝上知親九段は「普通は右辺ワリウチなのだが、この布石では黒8のウチコミが大きい。次にAやBなど白の薄みを突く狙いがある」としていた。素人目には同じような局面に見えるのだが、プロの目から見ると寺山の白1(ワリウチ)と、高尾の白1(受け)には必然性があるようだ。
この差が実戦で体感できる棋力になるのは無理な相談だが、せめてこういう解説を見たということをメモランダムに残しておきたい。

今日の結果は白番寺山四段の2目半勝ちで、初出場3人目で初勝利をあげた。

寺山は入段間もないころは若手棋戦だけで活躍はしている印象があったが、昨年は棋聖戦こそリーグ入りした一力遼七段にあと一歩で阻まれたが名人戦、本因坊戦で最終予選に進出した。年間勝ち星も27勝(10敗)と第11位にランクされた。
井山に続く輝ける若手世代レースに割り込んできた感じがする。

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