「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 審美眼なき者の戯言

<<   作成日時 : 2014/10/25 23:55   >>

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きょうは県立美術館で開催中の印象派展(モネ、ルノワールからピカソまで)を観に行った。
横浜、名古屋在住の折から、印象派展といえば足を運んでおり、見慣れていることもあるのか目を見張るような作品はなかった。
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ついでに、ひろしま美術館にも行った。ここの常設展示4室のうち、第1展示室がまさしく印象派の作品群であって、価値的には特別展のものと何ら変わらない。

久しぶりに作品を見て回りながら気づいたことは、モネやルノワールはともかく、ブラックやマティスなどの絵のどこがいいのか、いくら目を凝らしても素人の油絵との違いがわからなくなることだ。作品の褪色防止のため証明を極端に抑えているのもあって、黒っぽい絵ほどそう感じる。
昔から繰り返し何度も解説に接してきた有名な作者、作品については無意識に受け入れられるように洗脳されているが、解説なしで見たら世界的な名作が一文の価値のないものに見える。今日のたくさんの観覧者の中にも、内心は「さっぱりわからん」と思った人がいるに違いないが、誰もおくびにも出さず熱心な美術愛好者になりきっていたようだ。

そういえば、「耳赤の一手」についても同じようなことを感じたことがある。
あの手の解説をテレビや棋書で幾度も見聞きし、古今屈指の名手であると刷り込まれているから理解したつもりになっている。
しかし、先入観なしに棋譜を見て、歴史的な妙手だと感じ取れる人がどれほどいるだろうか。
並みのアマチュアでは皆無だと思う。

いずれにしても絵を勉強する者は、先人が認めた立派な作品を、碁が強くなりたい者は一級品の棋譜を鑑賞し、その精神を体得できるものが大成するのであって、そのような資質のない凡人は解説を聞きながら絵画を見、棋譜を並べるしかないのである。





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