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zoom RSS 2013年の回顧C「余と一力の活躍」

<<   作成日時 : 2013/12/29 23:52   >>

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夏場からの心、気、体の不調で碁が勝てなくなった半年間は、ブログ休止の期間でもある。
このブログは何度も書いてきたように私的な囲碁日誌であるから、閲覧数は気にしていない。それでも時々はチェックしていたのだが、半年間も更新していないのに訪問者数は増えているようなのだ。

理由は明確である。
当欄では一力遼三段が入段直後の13歳のときから、次世代のホープとして何度も取り上げている。
昨年からは関西棋院の余正麒七段にも注目し、一力と双璧として扱っている。
今年もこの二人の快進撃が続いているので、キーワード検索で当ブログを訪問される方が多いのである。  →訪問者が多い記事の例はこちら

というわけで、いつまでも過去ログばかりでは申し訳ないと思うので、両者の2013年の主な戦績をメモランダムに記すことにした。

画像一力の名が本格的に一般紙で報じられたのは5月のおかげ杯で優勝したときだ。おかげ杯は非公式戦だが15歳で棋戦初優勝したというので大きなニュースになった。11月に公式戦の若鯉戦で初優勝を飾って、正真正銘の初タイトルを獲得した。
名人戦では最終予選決勝まで進み、リーグ入りと七段昇段まであと1勝としたが、黄イソ八段に阻まれた。
また、桐山杯ではトーナメントの最下層・予選Cから9連勝してベスト4まで進んだし、十段戦でも本戦に入って2勝した。

画像余正麒の場合は台湾で実力が認められていたこともあり、入段からのロケットスタートは予見されていたが、予想以上の強さに驚くばかりだ。
まずは17歳でNHK杯出場というのも快挙だが、小林覚九段、張栩九段を投げ倒したのを見て、大方のファンは度肝を抜かれたに違いない。
3回戦で王メイエン九段に敗れたが、解説者もタオルを投げ入れるような碁を、手筋を駆使して粘り続け、半目差まで追い上げたところなど、とても18歳とは思えない老練さを感じる。

棋戦成績で特筆されるのは本因坊戦で、予選Aから6連勝でリーグ入りを果たし、同時に七段に特進した。
他では新人王戦で決勝に進んだ。冨士田明彦三段に敗れたが準優勝である。
天元戦では本戦で3連勝して準決勝に進み、挑戦者になった秋山次郎九段に敗れた。

このように両者が戦っている場は、ほとんどの棋戦で予選A〜本戦が舞台で既にトッププロに肩を並べている。

ところで、今年の打ち納めとなった12月26日、偶然にも一力遼三段と、余正麒七段がともに棋聖戦予選A決勝で勝利して最終予選に進出したのだが、皮肉にも最終予選の1回戦で両者が対戦する組み合わせになった。(注目の一戦は2014年1月30日対局)
なだれ三昧は、勝ったほうが勢いで3連勝してリーグ入りを勝ち取ると見ている。

1月から井山棋聖対山下挑戦者の七番勝負が始まるが、16歳の一力遼 VS. 18歳の余正麒の直接対決も見逃せない大一番である。




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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
なだれさんが注目されているということで
一力さんの打碁を何局か並べてみましたが
その力強さと感覚の鋭さには驚くものがあります。
井山6冠と比べるのはまだ早いとは思いますが
まったく違ったタイプの打ち方だなあと思ってしまいました。
縄文人
2014/02/03 23:07

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