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zoom RSS (本因坊戦第4局)淡白すぎたか?高尾の封じ手

<<   作成日時 : 2013/06/21 20:25   >>

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火曜日の9時過ぎ、封じ手開封を見届けてから城町道場に行った。
60手目の白△ハネが高尾紳路挑戦者の封じ手で、井山本因坊が黒□に切り違えた局面図である。

第4局は高尾が左辺星からの大々ケイマという新手に対して、井山が左辺の上下に連続して打ち込んで乱戦模様になった。しかし、所詮は教科書無視の打ち込みであって、白の強攻で苦しい展開になっている(はず)。
プロの先生方の評価も、一日目の段階で白優勢という声が多かった。

一日目の消費時間が井山4時間18分、高尾2時間45分と差がついたのは、いつものことだとしても、井山の苦吟の表情に対して、高尾のあっけらかんとした打ち方が好対照だった。
前3局はいずれも井山が封じたが、立会人が見守るなか定刻になっても長考することがあった。
本局の高尾は対照的にあっさりと封じた。その仕草からも優勢を意識しているように感じられた。

道場の面々もみんな白持ちだった。封じ手と次の黒のキリチガエまでの局面から、いろいろ手順を伸ばしてみるのだが、どうやっても覆らない。

帰宅したら終盤の戦いになっていたが、圧倒的に黒が優勢という。程なくして高尾が投了した。

どこで逆転したのか。いろいろ調べてみると、上の図からの10手くらいの折衝で、黒が絵に描いたような鮮やかなサバキ方をして主導権を握ったようである。
われわれ如きが集団で検討しても思いもつかない展開だが、一直線のコースでハマリになっているようで高尾がこれに引っかかるのが腑に落ちない。

因みに日本棋院で行っている封じ手予想クイズでは、投票360のうち正解は僅か17で、5%にも満たなかった。
プロ棋士たちのブログをみても誰も予想しなかった手だ。(三村九段、張豊猷八段はノビ=□の点を予想)
このような狭い範囲の封じ手としてはちょっとヒネリすぎだったのではないか。時間も使っていないし、まさか一瞬のヒラメキで打ったということでもないだろうが・・・
秒読みの井山に対して、高尾は1時間35分も残して投了せざるを得なかったので悔いが残ったはず。

ここまで絶好調だった高尾挑戦者の一瞬の油断だったのか。これで流れが井山本因坊側に完全に変わったかもしれない。

 と、無責任にも勝手に解釈。

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