「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 形勢判断は実力のバロメーター

<<   作成日時 : 2013/06/17 01:05   >>

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(テーマ図)
昨日のNHK杯で解説したのは河野臨九段だった。詰碁の大家らしく、右辺の黒の死活に関する解説はさすがだなと思った。
しかし形勢判断に関しては、中盤過ぎに2度ほど下坂美織二段に聞かれて「黒がリードしている」とそっけなかった。向井千瑛五段完勝の碁だったせいでもあるだろう。

解説者にもいろいろ性格があるが、形勢判断に関しては石田秀芳24世がピカ一だろう。

最近「石田芳夫上達講座」という古いビデオを鑑賞しているのだが、その中で上のテーマ図が示され、白△にポン抜いたところで形勢判断はどうかと問うのである。

石田コンピュータの解答は、盤面互角でコミ分だけ白がリードしているという。
その理由が次の図によって説明される。
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テーマ図は42手までの進行だが、この段階で形勢判断するには決まりのついてないところも多いので、双方必然の手順を進めた想定図を作る必要がある。
講座では黒1から順に打って白38まで進めた図で、双方55目強となったものだ。

テレビ解説でも、このように想定手順を進めて形勢判断することが普通だ。
河野臨九段が、「黒が良いです」とそっけなく言った裏には、一瞬にして小ヨセまでの手順を描いた上での判断があったはずだ。

しかし、なだれ三昧にとっては、42手打った段階で、そこから38手先までの必然手順を盤上に投影することはおろか、その盤面で地を数えることなど至難の業だ。

1局に3回は形勢判断を、という教えを守って打っているつもりだったが、それは現局面で地を数えるだけである。
3手先、5手先までヨンで打て!とよく言われるが、例題のように死活や接近戦ではない場面で必然の手順を想定しながら打っていけば、常に盤面全体を見るクセもついてよいと思う。

講座では「形勢判断は実力のバロメーターです」と言っていたが、まさにそのとおりだと思った。

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