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zoom RSS (NHK杯)青木八段、筋悪を咎めた一手

<<   作成日時 : 2013/04/15 18:27   >>

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仲邑信也九段を破った青木喜久代八段が選んだ「私の一手」は黒1のツケ。
その説明の言葉もよかった。
「このツケに対して、相手の受け方がよくわからなかったので、うまくいくかなと予想しました。(相手がどう受けても)断点が沢山あって白が困ったかなと内心思いました。」

この説明のように、白には×の断点があるうえに、黒1に対しどちらからハネても新たな断点が増えるから無事には治まらない。結局、白△の3子を先手でとられてしまった。

相手の立場に立って考えて、うまい応手が思いつかなかったらいい手だ、というのは講座でもよく聞く言葉だが、実際に対局者から聞かされると納得できる。
また、相手が困ったかな、と内心思ったと対局者の心理状態を明らかにしてくれたのも好感がもてた。

ところで青木八段の一手を誘発したのが、×の断点を作った白の悪手であった。

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解説の山下敬吾名人は白1のハネを見て、すぐさま言った。
「筋が悪い。ここは白ロまたはハが形であり、Bのキリを狙う。白1だと黒イとなり、Bの狙いが消える。」
ところが実戦で青木が、黒イでなくBに堅くツいだのを見て、「当たらないね」と苦笑したが、半ばあきれていたように見えた。
そして続く白Aのノビキリに対しても、「上辺への黒の仕掛け、例えば星にツけるとかで白の嫌味があるのでどうだったか?」と解説。
その後の進行は、このとき示された参考図そのままだった。

青木八段の自慢の一手は、山下名人の描いた筋書き通り実践した形になった。

この碁は終盤で白の大石が頓死して投了になったが、このときも山下名人の解説は的確であったが、仲邑九段の着手は解説手順をはずしてばかりで、ワナにはまっていく過程がわかり面白かった。

仲邑九段は形勢悪しとみてムリをしたのかもしれないが、こんなことなら若手有望株の一力遼三段を出場させたほうがファンも喜ぶのではないかと思った。
(4月11日、一力三段は仲邑九段に十段戦予選Aで勝っている)


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レイバン
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レイバン
2013/07/05 20:24

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内 容 ニックネーム/日時
我的名字叫做季雪婷,我的日语不是很好。首先祝贺您取得优异的成绩,我会无时无刻的支持您,希望您再创佳绩,我会非常开心。记得两年前在您生日的时候我有给您寄过生日礼物,但是因为地址不详被退回了,对此我感到非常遗憾。有机会的话,我一定到日本棋院亲自拜访您的。

私の名前は季雪婷.私の日本語はあまりよくない、許してください.おめでとう優秀な成績をあげた,私はいつもあなたのサポート.あなたがもっと成績,嬉しいです。二年前のお誕生日を覚えています時私はお誕生日のプレゼントを送った,しかし住所不明で戻ったが、私はそれは非常に殘念,機会があったら、私はきっと日本棋院自らお伺いし。
私は中国人,尊敬する木さん
2014/06/03 17:42

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