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zoom RSS 気がかりな次期名人戦の行方

<<   作成日時 : 2013/03/19 00:07   >>

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2010年秋、関西棋院の坂井秀至と結城聡が相次いで碁聖、天元を奪取した。翌年早々、同じ関西の井山名人が棋聖と十段に挑戦し、十段位を手にした。
2011年の春、関西は4冠を占めて大いに盛り上がったのである。

2年後の現在は井山1人が6冠を占め、1人で脚光を浴びているようだが、おっとどっこい関西棋院勢の躍進は続いているのである。

結城が派手に13連敗している名人リーグの変遷から検証する。

39年前に発足した名人戦リーグに、関西棋院から御大の橋本宇太郎九段が入り、5期まで在籍して陥落した。以来、四半世紀もの間、関西棋院からは、たまにリーグに入っても全く残留できなかった。
第29期に今村俊也九段がやっと残留すると、翌年リーグ初参加の坂井秀至が7期連続在籍する。その途中35期からは結城聡も参入し、全敗で陥落してもすぐさま復帰し、今38期まで4期連続の在籍である。今期は他にも坂井が2期ぶりに返り咲き、村川大介も加わった。
関西棋院から同時に3人もリーグに入ったのは史上初の快挙である。
そればかりでなく、今期の本因坊戦リーグでも結城、今村、瀬戸大樹の3人が入るという盛況である。
まさに碁界天気図は西高東低となっている。


名人戦に関して、非常に気がかりなことがある。

名人戦のワンサイクルは、毎年10月に予選Cが始まり、1年以上をかけて予選B、A、最終予選を経てリーグ入りの3人を選ぶ。
そして12月から翌年8月までのリーグ戦で挑戦者を決め、9月〜11月にかけて七番勝負となる。
予選Cから勝ち続けた場合、名人になるまで2年以上かかる長丁場なのだ。

このサイクル通りなら、第39期名人戦の予選Cは昨年10月に始まっていなければいけないのだが一切対局がされていない。
今年に入って2回、朝日新聞に問い合わせたが明確な回答がなく、最後は日本棋院に聞いて貰えないかといわれる始末。
そこで、日本棋院のHPの「お問い合わせ」を使って質問してみた。
「確かにお問い合わせを受理しました」とのメールは届いたが、これは自動発信されたものだろう。その後、なしのつぶてである。

前期の十段戦から産経が賞金を引き下げたし、経営の苦しくなった朝日が対局料、賞金の切り下げを提案したことは十分に考えられる。
棋院と合意が成立しなければ、名人戦は38期限りで廃止されるかもしれない。

ネットで検索しても一切事情がわからない。
本件は囲碁ファンだけでなく、社会的なニュースであるから、報道機関としてことの経緯を情報として流す責務があると思うのだが。

また、棋戦に参加する全棋士にとっても重大な関心事であるに違いないが、ネットに一片の情報も流れないというところに、棋院のギルド組織としての異様な閉鎖性が垣間見える。

と、なだれ三昧は無責任にも勝手に想像している。







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