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zoom RSS テレビ観戦の興味半減だった七番勝負

<<   作成日時 : 2013/03/15 21:36   >>

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今回の棋聖戦は、1日目から形勢が傾くケースが目立ったように思う。
このレベルの対局でそういうことになると逆転は難しい。
昨日の第6局も、早い段階から黒が形勢リードという解説が続いた。
こうなるとテレビ観戦するほうも緊迫感がなく、面白みに欠ける。
2日制なんだから、せめて封じ手まではじっくり構えて形勢不明の互角であって欲しいものだ。

NHKの実況は1日目が17時〜18時、2日目が16時〜18時までとなっている。
初日は封じ手前後の様子を、2日目は大詰めのハラハラドキドキの攻防を実況するような放映時間設定なのだろう。
ところが今回の棋聖戦は1日目の放送は誰もいない対局室が映され、封じ手の様子は型どおりの録画映像。2日目は放送が始まったときには大勢が決まっており、事実まもなく投了してしまう。
こうなると時間が有り余ってしまい、解説者のトークも間延びせざるを得ない。

棋聖戦は17時半が封じ手の時間だが、16時半になったら封じてもよいルールだ。
実際には対局者は、着手が決まったら16時半を待ってすぐに封じてしまう。だから17時からの放送では対局室は空っぽなのだ。
規定では17時半までの1時間は折半して消費時間に加算されるから、これでは実質持ち時間は7時間半ということになるではないか。

2日目の放送に関して言えば、唯一の作り碁になった第1局は別として終局時刻が異常に早かった。
1局目 19:58、 2局目 18:06、 3局目 16:34、  
4局目 16:12、 5局目 17:15、 6局目 17:03

3局目からは4局連続で放送時間を大きく余しての終局である。こんなことは今までになかったと思う。

このような棋聖戦になった原因は、張栩の「早打ち」だと思う。

データで見てみる。
今回の6局を通して、1日目の手数は平均63手である。
昨年秋の名人戦七番勝負(山下名人対羽根挑戦者)では、7局平均55手である。
初日から張栩が時間を使わずポンポン打った証明である。

6局を通した消費時間の平均値は、井山 7時間58分に対し、張栩 6時間15分である。井山の場合、毎回秒ヨミになって58秒で数十手打っていることを考えたら、張栩の消費時間は2時間以上も少ない。

名人戦では7局の平均で山下名人が7時間53分、羽根挑戦者が7時間46分と拮抗しているうえ、両者とも持ち時間一杯消費していることがわかる。
しかも名人戦は7局とも短手数の中押し勝負で1局平均161手だった。
一方、棋聖戦の平均手数は201手である。1局あたり40手も多いのに毎回2時間も時間を余し、なおかつ2勝4敗で負けた張栩の「速打ち作戦?」が腑に落ちない。

かくして1日目の対局風景は見れず、2日目は放送前から形勢は決まっていて、放送開始早々に、さしたる見せ場もなく終局となる。

こんなパターンばかりで、今回はテレビ観戦があまり面白くなかったというわけだ。


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