「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 1万匹に1匹の出世魚

<<   作成日時 : 2012/11/28 23:45   >>

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           エサに群がる錦鯉の稚魚たち

先日、本郷町観光協会主催のツアーで、大和町の阪井養魚場を見学した。
毎年の品評会では、常に日本一を輩出する錦鯉のメッカみたいな所だ。
まだ30歳台と思われる中国人の一行が、買い付けに来ていて、目ぼしい魚を次々と水槽から引き上げては品定めをしていた。
聞けば、顧客はほとんどが海外、それも中国などの東南アジアが8割という。

なんと一匹が数千万円という高値がついた錦鯉が、何匹も水槽を遊弋していた。
みんな中国人などが買った錦鯉で、そのままここで預かっているのだそうだ。
長期不況の日本人には、とても手が出ない代物のようだ。

それにしても王座戦と天元戦を掛け持ちで奮戦中の井山4冠(現在5冠)が、両方勝って手にする賞金総額で、この魚一匹を買えるかどうかというのだから、どうにも理解に苦しむ。
ちなみに我が家の水槽には600円の錦鯉が5匹泳いでいるが・・・・

写真の稚魚は、このような優秀な親から生まれたものだ。1回の産卵で60万〜80万が生まれる。
何世代にもわたる銘鯉の血筋を引いた稚魚たちも、選別を重ねるうちに品評会に出せるまで残るのは1万匹のうち1匹程度という。

政治家の子供が簡単に世襲できることが問題になっているが、同じ世襲?でも、錦鯉の世界は厳しいものである。

ところで、今年のシニア大会で指導碁を担当された日本棋院のK初段もトッププロの息子さんだった。
そういえば、囲碁の世界でもこのところ2世棋士が続々誕生しているようだ。
しかし、成績はというとあまりパッとしないようだ。
この20年でみても、羽根直樹九段(女流では小林泉美六段)以外に大成した2世は思い浮かばない。

政治家の世襲は、政治家が政治屋という家業になったからであり、その結果が今日の政治の劣化をまねいている。

棋院が一種のギルド化しているとの指摘が聞かれるが、二世棋士(予備軍も含めて)が増えているように感じられるのはそのためかな。


1万匹から選別を重ねて1匹の出世魚が誕生する錦鯉の話を聞きながら、思いを馳せたのは、やはり日本の囲碁界の”心配事”だった。


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