「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS プロ棋戦への興味を蘇らせた1局

<<   作成日時 : 2012/10/05 23:24   >>

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40日ぶりにブログを書く気にさせたのは昨日の棋聖リーグ最終戦、羽根直樹九段対井山裕太四冠の中継を見たからだ。
今期のリーグ戦で井山は早々とB組優勝を決めているのだが、相手が羽根となれば消化試合などとは思えないだろう。井山にとっては、羽根からストレート勝ちで碁聖を奪取し、七冠同時制覇の可能性が濃くなった直後に名人戦プレーオフで羽根に敗れて望みを絶たれた因縁の相手だからだ。

局面図は羽根の黒193手まで。白番の井山は中央左で黒12子を大きく取り込んでいるが、
下辺、右下に加え右上でも白石が取り込まれており、素人目には黒圧勝ではないかと見ていたのだが・・・
ここで井山は194手目に白Aと下がり、黒Bに対し白Cに放り込んでコウを仕掛けた。
このコウ争いからその後の攻防は圧巻だった。久しぶりに手に汗を握る碁を見せてもらった。

この攻防で、中央の黒12子は生き返り、代わりに下辺の白8子が中央の黒6子をとることで復活し、さらに右上の白が上辺黒を取ることによって復活する大フリカワリになった。
このあたりでは中継は夜の10時に及んでおり、お互い秒読みのなかでヨセが続いたが、小差のため緊迫感があった。
結局295手まで、白の半目勝ちになった。

注目のA組は高尾紳路九段が柳時薫九段に勝って優勝したので、挑戦決定戦は3年連続して井山−高尾の対決となった。

一昨年は井山が勝ち挑戦手合では2勝4敗で敗れたものの、張栩棋聖を徹底的に追い詰め実質的には5勝1敗(武宮九段の言)の内容だった。
しかし昨年は対戦成績でカモにしていた高尾にまさかの半目負けで、年明けの七番勝負の興味が殺がれたが、実際、張栩−高尾戦は碁の内容も凡戦だったように思う。

11月8日の挑戦者決定戦では絶対に井山が勝って、張栩棋聖との熱い戦いを見せてもらいたい。
その時点では、王座戦の五番勝負で張栩を倒して井山5冠として登場するのだろう。

終局図=白半目勝ち
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