「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS (NHK杯)形勢有利だといっても緩めるわけには

<<   作成日時 : 2012/08/12 20:30   >>

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解説の瀬戸大樹七段は、下辺Aが必争点であり、倉橋正行九段の黒1に対して手抜きして白Aと打つのではないかと言っていた。
しかし、結城聡NHK杯は最後の考慮時間を投入した結果、白2と受けた。倉橋は黒3と更に一間トビ。
瀬戸「ここで白5というふうに受けているようでは、なかなか勝てないとしたものです」と手厳しい。
つまり黒1と打った倉橋の気持ちというのは、白が受けてくれるのなら自信ありということだから、と。

白4を見て瀬戸は「この手は下辺の攻めを見た手です」と解説した。現実にかなり後になって下辺で波乱は起こったのだが、この時点では白6から出切って戦うためための備えだったと思う。
白6は普通の手のように見えて盲点なのだそうだ。黒としてはまさかすぐにやってくるとは思わないものだという。
白6と愚直に出切るとヤミ仕合の様相になり、盤面全体に戦いが飛び火して何がなんだかわからない、ハラハラドキドキの展開になった。
最後の決め手は、劣勢の結城が右辺で勝負手のコウを仕掛けたのが功を奏し逆転したらしいが、ど素人のなだれ三昧は、形勢有利なはずの倉橋が、黒5と踏み込んだのが乱戦を引き起こす問題の手だったと思った。

きょうの囲碁フォーカスで吉田美香八段が、形勢よしなら普通にヨセて、悪ければ勝負手を放て、と言っていた。しかしプロの碁では形勢有利だからといって緩むことはできない。相手が必ず局面打開の妙手を打ってくるので、最強手を打ち続けなければ勝ちきれない。

今日の碁がまさしくそれで、黒5で黒Aと守る手は打てなかったのかもしれないが、大きなコウ争いやフリカワリが続いたにも拘わらず、終わってみれば白の2目半勝ちという小差であったことに驚かされた。
2回戦の緒戦で結城NHK杯が勝って、連覇に向けてスタートを切った。


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