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zoom RSS (NHK杯)相手の大ポカに救われた由香里先生

<<   作成日時 : 2012/07/10 12:13   >>

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女流のしんがりを務める吉原由香里五段の登場。
対するは初出場の内田修平七段。新人王奪取から3年、今期名人リーグ入りで七段に特進した若手の実力者である。
盤面は白番の由香里が◎に打ったところ。
ここまでの形勢は、解説の高梨聖健八段によると、黒の内田持ちだった。
劣勢の由香里が眉間に深いシワを寄せ、もがき苦しんだ末の白◎に見えたが、打たれてみると意外に黒の活き形が見えないそうだ。
黒は上方で後手1眼あるのだが、◎の位置がもともとあった黒の1眼も脅かしているのがミソ。ここから20手近く進んだが、黒の大石は生きることができず投了となった。

考えてみれば回りは白石ばかり。黒としては◎に打って生きる必要はなく、中央のどこでも白地を阻止する地点に打っておけば白◎を防げていたはず。
これは白の勝負手が決ったというより、黒が死活を読むのを怠ったポカだと思う。
終始黒持ちと言っていた高梨も、黒が死ぬとは夢にも思わなかった様子。

由香里先生は3年前に続いて、またも相手のポカに乗じて大逆転勝利を収めた。

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白1に黒2が流行っているという。白3と受ければ黒4で左辺が理想形という。韓国で研究が進んでいるらしい。
そういえば黒△のカケツギを打つ前に黒3とカカり、白2か白イかを見極めてから黒△か堅ツギかを決めるというのも、数年前から流行しているがこれの変形ともいえそうだ。
高梨解説では4隅を打ち合ったあとの5手目に黒が右下Aにシマったのも、今では珍しい(最近はシマリよりカカリを優先するのだそうだ)と言っていた。

プロの世界で流行ればアマはすぐ真似をする。
この段階ではどう打っても1局だろうからあまり気にすることもないとは思うものの、あまりにも目まぐるしいものである。

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