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zoom RSS (NHK杯)いける!。途端にぬる〜い手で逆転負け

<<   作成日時 : 2012/06/10 20:04   >>

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きょうは中部総本部デー。常連の彦坂直人九段に対するは初陣中根直行八段。解説が中野寛也九段という布陣。
中根八段は今秋40歳を迎えるベテランだが、棋院HPの経歴をみるとこれまでに天元戦本戦入りが1回だけでさびしい限り。しかし、直近の各棋戦では予選A〜最終予選が主戦場となる好調ぶりで、嬉しいNHK杯初出場となった。
(中根八段が初出場を自身のブログで披露した記事→http://blog.goo.ne.jp/nakanet_2009/

局面は、96手目に彦坂が白1と備えたところで、中野九段の解説によると「黒が実利でリード。白は唯一弱い右辺の黒を白AとかBから攻めたいのだが、白も連絡していないので白1はやむを得ない。すると黒もイと守って優位は動かない」、と。
ところが、中根は手抜きで黒2と打った。中野九段は、このツギは10目程度の手で小さく疑問だという。局後の総評でもこの手が敗着と断定した。
すかさず彦坂は白Aからエグッて、周りの白の厚みを利用して確定地を増やしていった。
256手完、白2目半勝ち。

初出場の大舞台で優勢を築きながら、ゆるい手を打った中根。悔しい初戦敗退である。
昨年の棋聖戦最終予選決勝で、リーグ入りをほぼ手中にし、いけるっ!と思った途端にゆるい手を打って秋山八段に逆転負けし、悔しがった様子を小欄でも取り上げたが、その二の舞を演じてしまった。→http://hasunatu.at.webry.info/201105/article_10.html

とはいえ、初舞台で中根が繰り出した新手は、なかなか面白い手だった。
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小目にケイマがかり、一間高バサミからの変化で、白5のワリコミに黒6とはずした手である。白イと出ても黒がその頭をハネて白はオサエが打てない。なかなかしゃれている。

普通は黒6ではイとアテを打ち、白ロのツギと換わって黒Aだろう。しかし、その場合でも白が強くなっているところなので、黒Aではなく黒ハあたりに軽く打っておきたい、というのが中野九段の解説。
その場の微妙な配置の違いで、常識に囚われず柔軟に打ち手を変化させるプロの視点は大いに勉強になるところだ。



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レイバン メガネ
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レイバン メガネ
2013/07/05 20:37

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