「なだれ三昧」の石音メモランダム

アクセスカウンタ

zoom RSS (十段戦第3局)潜り込んでは展望が拓けない

<<   作成日時 : 2012/04/05 22:32   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
桜前線北上中という決まり文句は当地では当てはまらない。東京、名古屋、福岡は今が見ごろだし、少し遅い広島でも9日には満開になるという。しかし三原のあちこちを走ってみたがどこも未だ開花していない。明日は小学校の入学式だが去年に続き淋しい記念写真になる。
そんな中、県道小泉線で見つけた五分咲きの1本。恐らく三原西部で一番早く咲く桜だと思う。

今日は十段戦第3局を観戦した。
画像
挑戦者の張栩は珍しく上辺でミニ中国流を布いた。これまで執拗にスモール型を打ち続けたが、連敗脱出を期して変化したか。
右下で流行の分かれがあって、井山の白1は自分としては新鮮だった。
「へえ〜、こっちからカカるものなのか。なるほど右辺の黒2子をにらんでのことか」
しかし、続く黒2に対して白3はいやな予感がした。当然黒がイと反発したから、俄かに激しい競り合いになったのは、最近の碁の特徴なのだが、見た感じ白1から3は、自ら低位に潜り込んでいるようで好きになれない。

そういえば棋聖戦第6局で、張栩が左上隅2の二に打ち、2線を3本這う新手を出して負けたのも同じ理屈ではなかろうか。
序盤から厳しく戦うのが時流とは言っても、教科書の原則をはずしてはしっぺ返しがくるはずだ。

画像
結局井山は右上で石を捨てて右辺の黒を丸飲みする形を作ったが、瞬間張栩に妙手が出て、黒1で生きられた。こうなると虻蜂取らずで、白は明らかな劣勢に陥った。
なだれ三昧の碁なら、黒1を見て戦意喪失だが、井山は白2ツケから、局面を動かしにかかった。しかし、いくら頑張っても所詮は黒の勢力圏。少し得をすれば相手もその周辺で稼ぐのが道理。
最後は157手で黒の張栩が中押し勝ちとなりカド番を一つ凌いだ。

井山としては、十段戦は軽く防衛し、気分よく本因坊戦七番勝負を迎えたいところだったが、張栩相手にストレート勝ちなんて至難の技であることも厳然たる事実に違いなかった。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
(十段戦第3局)潜り込んでは展望が拓けない 「なだれ三昧」の石音メモランダム/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる