「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 緩着一瞬、白黒逆転オセロの怖さ

<<   作成日時 : 2012/04/04 19:19   >>

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昨日取り上げたNECカップ決勝戦の序盤27手目までの局面である。
黒の高尾九段が中国流、白の趙治勲25世が二連星。黒は下辺で小林流の形も作った。
何を隠そう、なだれ三昧が最近黒番で理想としている布石である。

白は右下に型どおり侵入したが、はっきり生きがないまま中央に飛び出した。ここで黒「イ」のノビキリが気持ちよい。

ここで白が切断に備えてAあたりに打てば、黒Bで下辺は膨大な黒の勢力となるのだが・・・
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実戦、治勲は白△に打ち込んで40手目白イまで、簡単に生きてしまった。
このとき小林覚九段が「観ている人は先ほどまで、下辺は黒地だと思っていたでしょうが、あっという間に白地に変わっている。代わりに黒は背中が厚くなった分、右辺と左下の白に対してガンバれる状態になった。効果的なガンバリができなければ、白は凄い稼ぎだ」と解説していた。
確かに二つの図を比べてみると下辺の地はオセロゲームのように、一瞬にして黒白逆転している。

ここで一つの教訓を受けた。
それは、我々の碁では、上の図で白の一間トビに対し、黒が「イ」とノビ切ると反射的に白Aと守ってしまう気がするからだ。
下辺の黒の構えに対して白からの打ち込みが焦眉の急ということは、誰しもわかっているはずなのだがタイミングを逃すケースが結構多い。

黒がBと打って大模様を完成させてしまうか、先に白が打ち込むか、勝敗を分けるような大きな着点だから、定石の途中であっても手抜きの機会を窺いながら進めなければならない。
我々クラスは、なまじっか知っている定石は、お互いに最後までスラスラと打ち切ってしまうきらいがある。これでは定石のおさらいであって、厳しく勝負を争う碁ではない。

一手一手の心配りが、改めて大事だなと思った。


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