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zoom RSS (NHK杯)考え込むべきはこの局面

<<   作成日時 : 2012/04/23 20:36   >>

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昨日のNHK杯を録画で見た。先番はイケメンで知られる倉橋正行九段。出場18回目を誇る関西棋院の実力者なのだが、大きな棋戦での活躍度合いがいま少し物足りない。対する白番の金秀俊八段は名人リーグ在籍中で一歩先行の感がある。
局面は21手目に倉橋が左辺星に構えたところ。
ここで金秀俊が初めて考慮時間をとった。

解説の本田邦久九段は「白は右辺の厚みを生かしてどのような構想を描くか。模様を拡げる意味では右下または下辺の「□」が考えられる。そうすると黒は「△」に締めるだろうから、模様の張り合いになる。」
「厚みを生かすためには、上辺大々ゲイマに打ち込んで黒の眼を奪いながら戦うことが考えられる」
素人でも分かり易い布石の要点の考え方だろう。
実戦も白は上辺「◎」に打ち込んだ。

しかし感銘を受けたのは、金秀俊がここで考慮時間を3分も投入し熟考したことである。
解説がいうように模様の張り合いもあれば、打ち込みもある。どちらを選んでも1局ではあるが碁の内容は全く変わった形になる。
こういうところが分岐点であり、将来を構想すべきところなのだろう。

先週、道場で吉松先生から指摘された「なにをしようとしているのかわからない」というのは、こういう分岐点で、一貫性のない手を選択しているからなんだろうなと思う。

アマでも高段者ならノータイムで打てる「□」や「◎」を、打つ前に3分も考える姿勢を学びたい。
たとえプロが100手先までヨンでいて、自分が5手先しか読めなくても、分岐点で先行きの変化をヨンでから手を下す習慣を身につけたいものだ。

対局結果は、倉橋九段が2目半勝って2回戦に進出した。


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