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zoom RSS ボンクラーズ、将棋連盟会長を一気に寄り切る

<<   作成日時 : 2012/01/16 18:49   >>

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先週金曜日に糸崎港に接岸した豪華客船「にっぽん丸」。名古屋発のクルーズ客200人を乗せて来た。厳寒のなか物好きにも見学に。同じ日、地中海では4200人を乗せた客船が座礁横転して世界中を驚かせている。
限りない科学・技術の進歩と、それを使いこなせない人間の小ささを痛感させられる。

その翌日、技術進歩の象徴ともいえるコンピュータと、小さな人間の中では卓抜の頭脳をもつ米長邦雄永世棋聖が対局した。
この日誌でも何度か触れているが、その道の専門家にはコンピュータの勝利は既定のものだったと思う。
米長は1ヶ月前、この世紀の対局の前哨戦を申し入れた。そのとき後手番の初手を6二玉と指した。プロ同士の将棋では敗着に近い手だというが、まともな序盤の手順は全てインプット済みとみてコンピュータソフトを幻惑する戦略のようだ。しかし、結果は短手数でソフトに敗れた。

14日の本番でも米長は同じ手を指した。そして敗戦後に、序盤は自分の得意形に持ち込むことに成功した、と言っている。
囲碁にしろ将棋にしろ、序盤の局面は茫洋として大局観が求められる。デジタルよりもアナログの世界なので、作戦はうまくいったのかもしれない。
後半に米長の疑問手が出ると、一気に攻めきられてしまった。

将棋連盟は、2005年に橋本崇載プロが危うく負けそうになったことから、全プロ棋士に対し、ソフトとの無断対局を禁止する通達を出した。
その後、ソフト側の挑戦状に対し、逃げ続けるわけにもいかず、昨年は女流トップの清水市代六段を差し向けたがあえなく敗退。そこで引退棋士代表という名目で今回の対局になったのだが、人間と違いコンピュータは進化し続けるから、時間がたつほどに彼我の差は縮まってくる。
ついに来年は5人の現役棋士対五つのソフトの対抗戦開催に追い込まれた。
これも、専門家の眼には、既に結果は見えているに違いない。

米長敗戦は、新聞各紙に大きく報じられた。数年後には、プロが負けてもニュースにはならないだろう。

一方、囲碁のソフトはまだアマ4、5段らしい。将棋に比べアナログ思考の領域が多いからだろう。昨日の囲碁将棋フォーカスで小林光一九段が、「(コンピュータが)自分で考えて進化するようにならないとムリ」と言っていた。

しかし、井山裕太のように20歳で名人になれるスーパー天才であっても、5歳からの15年間の成長カーブのまま進歩すること不可能である。
だから400年前の道策、150年前の秀策から、いかほどのレベルアップにもなっていない。
ソフトは、常に現在の実力の上に積み重ねる形で加速度的に進化していく。人間のように、「代替わりによる頭打ち」がない。
小林九段が言う ”自分で考えて進化するコンピュータ” は、着々と実現に向かっているはずだ。

日本棋院も、米長敗戦を対岸の火事視していては先がない。

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           3月開業の三原バイパス道の駅から俯瞰


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