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zoom RSS (NHK杯)彦坂の猛攻と腰折れ、どこかで見たような・・

<<   作成日時 : 2012/01/15 17:53   >>

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先番彦坂直人九段対羽根直樹碁聖の一戦。解説も中野寛也九段と名古屋バージョン。
昨年、羽根の活躍は素晴らしかった。山下本因坊に挑戦して3連敗後の3連勝であと1勝まで迫った。直後には名人リーグのプレーオフに進出したが、またも山下に敗れる。しかし、碁聖戦に登場するや坂井八段から2連敗後の3連勝という得意のパターンで奪取。王座戦でも井山をプレーオフで破って挑戦者に。ここは張栩にストレート負けを喫したが、この活躍で年間37勝(26敗)は、井山(48勝)に次いで堂々の2位にランクされた。
対する彦坂も好調で、22勝9敗と勝率で上位に食い込んでいる。

図は羽根が白1と左辺を磐石にすると、彦坂が黒2と押し上げて模様を拡げ、白3にツケたところ。
ここで解説が「雰囲気は外からのオサエ」と言った瞬間、黒が内側(三々)からオサエた。
ここはどちらも理由がつくところらしく、黒は上辺にスベリがあるので、スミで生かさず追い出して攻める方針、という。
白は早い段階で生きる手段があったが、封鎖されて外が鉄板になるのを嫌い脱出を図ったので、延々と苦しい逃避行が続くことになった。彦坂は左下スミに手をつけ絡み攻めの気配もみせる。

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黒1とハザマに裂いていく。白2とコスンで首を出す。
続いて黒3とオシて白4となったが、解説では黒4からの手段もあったところという。
ここで黒イと堅くツいだのだが、白ロと飛ばれると中央の黒も薄くて攻守逆転してしまった。
このあとは互いの石が安定し、ヨセに入ったとき戦意を失った彦坂に気の抜けたぬるい手が出て勝負あった。178手完、白中押し勝ち。

素人目には、黒イではロ方面から迫って取りに行くのはどうかと思うが、断点があってはムリとみたのだろう。
この碁を観戦していて、徹底的に追撃して最後に腰折れになって投了するというのは、なだれ三昧の打ち方にそっくりだなと思った。

感想戦で彦坂九段はどんな反省の弁を述べたのか。是非とも聞いて参考にしたかった。



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