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zoom RSS (NHK杯)異常(?)な感覚の井山が、乱戦の雄を手玉にとる

<<   作成日時 : 2011/12/11 16:52   >>

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先番の王立誠九段は、30年連続出場という大ベテラン。「乱戦の雄」という異名があるそうだ。白番は井山裕太前名人。
序盤に左上スミで、井山が珍しく小なだれ戦法に出てスミの実利を確保した。
左辺で黒がもたつき気味だが、中央の白一団もまだ安定していない状態。
ここで井山が、78手目に白1と打った。

黒Aで2子が取られるのを防いだ手だが、後藤俊午九段の解説はこうだ。
「これは頑張った手。普通の感覚では、取られるのを承知で白2に早逃げだ。」「2目助けたのは、毒を喰らわば皿まで、という手だ」
分かり易い!誰の目にも2子はカス石に見える。
王九段はすかさず黒2と絶好点に詰める。これが普通の感覚だ。

井山は直ちに白3から手段していった。白7のとき、黒9と繋ぎたいところだが、出切られると左辺の黒が破綻する。
黒8とあやまり、白9と突き抜き連絡した。そして白11と迫った局面は、攻められそうだった白が、中央の黒に迫っている体勢になっている。
まさに180度の攻守逆転である。

このあとは井山の独壇場だったと思う。3箇所で大きなコウを争いながら相手に付け入るスキを与えない。

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202手目に白△と出たところで、王九段が投了した。
結局は中央の黒が取られる運命であったということか。

後藤九段の総評は、前図の突き抜きを勝因としたが、我々凡人は、やはり2子を捨てて大場につく普通の感覚こそ身につけたい。
普通でない感覚の手を真似るのは大ヤケドのもとだから。

それよりも、白☆に連打した井山のコウ立てには惚れ惚れした。
こういうところは、是非とも真似したいものだ。

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