「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 関西棋院の棋士はしぶといのか?

<<   作成日時 : 2011/12/02 20:45   >>

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2週間前の女流名人リーグで、挑戦の可能性を残していた吉田美香八段が、直接対決で向井千瑛四段に1目半負けて、千瑛四段の連続挑戦を許した。
昨日、その美香八段が、奥田あや三段を相手にリーグ最終戦を戦った。
既にリーグ残留は決っており、消化試合という面はあったが、何と美香八段の20目半負けである。
プロの碁で、作って20目半というのは珍しい。

ところが・・・・・驚くことがまだあったのだ。

なだれ三昧は、3月の大震災以降、両棋院のHPから毎週の全対局結果をエクセルに取り込み、データ化している。
きっかけは、震災で「女流棋士を応援するぞー」さんのブログが止まったので、仕方なく自分でデータ取りせざるを得なかったからだ。(→http://hasunatu.at.webry.info/201103/article_30.html
関西棋院は毎週金曜日、日本棋院は月曜日がデータ更新日だ。

今日更新された関西棋院の対局結果表に、驚きのデータがあった。
それは、昨日の美香八段の20目半負けだけでなく、一昨日にも21目半差と20目半差の碁があったのだ。
1局でも珍しいのに、同じ週に3局もあるとは。

俄然、なだれ三昧は興味をそそられて調査に入る。
4月以降の全対局2500局あまりのなかで、15目半以上を抽出した。
僅かに13局しかなかった。だから1度に3局は異常と見たのは正しかった。

一つの傾向が見えた。
13局を月別にみると、5月1局、6月2局、9月3局、10月1局、11月5局、そして12月に早くも1局(美香八段)となる。(4、7、8月はゼロ)
明らかに大差であっても投げずに頑張るケースが、最近になって急に増えている。
これは何を意味するのだろうか。

さらに、もう一つ決定的な傾向を発見した。
13局のうち、18目以上の碁は次の7局である。(左が勝者)

11月30日 王座戦予選A 清成哲也九段 21目半 牛之浜撮雄九段
11月 2日 名人戦予選B 金 モ俊三段 21目半 吉田宅治七段
12月 1日 女名人リーグ ★奥田あや三段 20目半 吉田美香八段
11月30日 本因坊予選B 村岡茂行九段 20目半 紙谷哲雄七段
6月22日 女流棋聖予選 水野弘美五段 19目半 伊藤加代子二段
6月 1日 天元戦予選B 太田清道九段 18目半 山中章雄六段
11月 3日 本因坊予選C ★大木啓司七段 18目半 ★時本壱九段

なんとなんと、投げなかった7人のうち牛之浜九段以下6人まで関西棋院が占める。
日本棋院は時本九段一人である。
棋士の数も対局数も、日本棋院が関西棋院を3倍近く上回るのだから、これほど顕著な特色はない。

プロが大差でも投げないケースが増えている。
そして関西棋院で、その傾向が圧倒的に強い。

これは何を意味しているのだろうか?

もしや、中・韓発の乱戦の碁の流行と関係があるのだろうか?







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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。

大差の碁って珍しいですね。
本来は細かい碁か、投了して中押しがほとんどと言うもの。

関西棋院の棋士ですが、吉田宅治七段からみで
第61期王座戦予選Bで榊原正晃七段に27目半
第38期碁聖戦予選Bで三根康弘三段に26目半(いずれも負け)がありました。

それに新しくは坂井秀至八段が王座戦本戦で鶴山淳士七段に25目半負けが。

勝負事、最後まで何が起こるか分からないので
投げるに投げられない気持ちは分かりますけどね。
司馬
2012/07/23 11:40
司馬様 コメントありがとうございます。
その後もウオッチを続けていますが、やはり関西棋院の棋士の特徴のようですね。
なだれ三昧
2012/07/23 12:01

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