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zoom RSS お見事!図に当たった小野田拓弥初段の奇策

<<   作成日時 : 2011/12/21 19:21   >>

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今年は中止になってしまった女流アマ選手権だが、昨年優勝した飛田早紀さんと準優勝の出口万里子さんは、ともに関西棋院のプロ棋士になった。
出口初段は、藤沢里菜が小5でプロ入りという大ニュースの陰で泣いた経験をもつ。日本棋院の採用試験で里菜とトップに並んだものの、序列が下位のため落選したのだ。
関西棋院には、試験碁による入段制度があり、韓国でプロになれず30歳にもなった洪清泉や尹春浩らを簡単にプロ入りさせている。試験は若手棋士と3戦して2勝で合格であり、アマ名人クラスなら楽な条件だ。
出口の場合も、合格の決め手は、1年前に入段したばかりの小野田拓弥初段に定先(!)で勝った一局だった。
なだれ三昧のデータで、出口は不戦勝ちの1勝を除いて、全て中押し負けである。偶然にもこの中に、十段戦で小野田初段にリベンジされた敗戦もある。
幼少から鍛え上げた出口のことだから、一旦”出口”を見つけたらかなりな成績を上げるものと信じてはいるが、一般的に関西棋院のプロは入るのは簡単だが、ブレイクするのはなかなか大変だ。

いつものように、前置きの方が長くなったが、今日の関西棋院第1位決定戦、小野田対斉藤正八段戦は面白かった。
のっけから小野田の奇手が飛び出したからだ。
黒が初手3三とは珍しいな、と中継を見ていたら、黒3、5に仰天である。
続く黒7、9の打ち方も、何かしら大きな構想を持っているようだ。

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23手目に黒1と、星の白△のコビンにカカったのにも驚いた。
碁を覚えたての初心者が打ちそうな手だ。
案の定、白4とアタマを叩かれたうえに白8とハネられ、情けない姿になった。
しかし、黒9が絶好で、これが小野田の狙いだったようだ。

このあとは左辺白を追い出して攻めると見せかけ、四方八方に石が飛ぶ縦横の打ち回しで形勢を有利にし、最後は8目半の大差という堂々の勝利である。

小野田初段は17歳で入段し、まだ20歳。
こんな面白い碁を打ちながら勝利を重ねるならば、「○○の小野田」という称号がつくかもしれない。
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