「なだれ三昧」の石音メモランダム

アクセスカウンタ

zoom RSS 刮目すべき一力遼初段の活躍ぶり

<<   作成日時 : 2011/12/12 18:27   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

昨日、日本棋院で「こころの碁」が開催された。
目玉の公開対局は、謝依旻女流3冠対一力遼初段戦で、一流棋士がリレー式で大盤解説するというものだ。
大震災のチャリティだから、勝敗に拘ることもないのだが、いい碁をファンに見て貰う立場上、いい加減には打てないだろう。
この対局で、一力が女流3冠に中押し勝ちした。

一力については、半年前に若年棋士ランクを調査したときの記述がある。→(http://hasunatu.at.webry.info/201106/article_18.html
昨夏、中1で入段したばかりの14歳。
今にいたるも藤澤里菜初段に次いで、棋界2番目の若手棋士である。

彼について注目するのは、先週の棋聖戦で、鈴木歩六段を破って予選A決勝に進んだからだ。
鈴木歩は前期に予選Aを突破し、最終予選でも2勝して決勝まで進んだ。あと一つ勝てばリーグ入りというので囲碁界を騒然とさせたのが記憶に新しい。
女流が予選Aを突破することは過去に数例しかないが、昨年は万波奈穂二段と鈴木歩が決勝を戦ったので、どちらが勝っても快挙は達成される状態だった。

そしてあまりにも偶然だが、今年もこの両者が1回勝てば再び予選A決勝で当たる組み合わせになっていた。
すでに万波奈穂は勝ち上がり、鈴木歩を待っていたのだが、一力遼が決勝の相手となった。

2年連続の女流対決にはならなかったが、この対局は別の意味で大変興味を引く。
奈穂が勝てば鈴木に続く快挙になる。
一方、一力が勝つと入段2年目の14歳ということで話題になるだろうが、それ以上にこの若者は、勢いに乗って最終予選も突破して、リーグ入りする予感がする。
実現すれば、初段から七段へ6階級特進である。碁界は蜂の巣をつついたような騒ぎになること必定である。

因みに、今期の七大棋戦の成績は次の通りである。(△はC、○はB、◎はA)

      (予選C)  (予選B)    (予選A) 
棋聖戦    ---△---○--○-----◎--◎--?(万波奈)
名人戦   ?(小林健)
本因坊戦   △---?(神田英)
天元戦    △--△---○--●
王座戦      ▲
十段戦      △---○--?(24世秀芳)
碁聖戦   △--△---○-- ○--●

入段したばかりなのに、15勝3敗である。
しかも、このうち14勝は五段以上からの勝ち星(ほかに三段から1勝)というのが光る。
面白いのは、棋聖戦予選B決勝の相手が師匠の宗光復九段であることだ。
師匠として、自慢の弟子を初の予選Aに送り出す役目を、喜んで果たしたに違いない。
数年後には、井山裕太前名人と石井邦生九段の師弟関係のように、いろいろとエピソードが話題になることだろう。

一力遼初段は、韓国の羅玄にも匹敵する逸材であることは間違いない。

人気囲碁ブログ、今のランクは →こちら




.
.

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
刮目すべき一力遼初段の活躍ぶり 「なだれ三昧」の石音メモランダム/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる