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zoom RSS (NHK杯)現世代と前世代横綱の記念対局

<<   作成日時 : 2011/11/13 20:48   >>

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黒番の張栩棋聖は平成6年の入段。
一方、白番の武宮正樹九段はその翌年に名人位についている。これが木谷門三羽烏としても最後の七大タイトル獲得であった。未だに息長く第一線で活躍しているのは立派だが、相手が現役棋聖となれば、とてもまともな勝負にはならないだろう。
こういうときの武宮は、ファンサービスよろしく、華々しい宇宙流を楽しませてくれる。
期待を込めて観戦に及んだのだが、黒番の張栩が逆手をとって右辺に模様を築く展開。

右上星に白がカカり、高二間ハサミから教科書丸写しの基本定石が出現したが、最近ではメッタに見られない光景ではないか。
続いて白が右下に打ち込んで黒模様浸蝕を試みた。黒はガッチリ受けて右辺から右下の確定地が大きい。
たまらず武宮は46手目に左辺白1と構えたが、黒2で根なし草の白一団も不安ではないか。

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局面は94手目に白Aとハネたところ。
やっと持ち味の中央経営に乗り出したが、あちこち断点が目立ち、ザザ漏れの予感。
その前に黒に左辺に潜り込まれたので、少々情けない宇宙流だ。
中央と左下の白地では、右方の黒地に対抗できそうにない。
と、思っていたら左下2の16に黒がとび込んだとき、安易に?遮ったら、あっさり隅で生きられてしまった。

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これが終局図。
左下白地と見込まれたところ、黒が5目の地を持って生きてしまった。左上隅は確保したものの、とても足りない。
結果は253手で、黒10目半の大差勝ち。

この碁は往年の武宮らしい華のある打ち方もなく、戦いを仕掛けるにもことごとく張栩が先回りして封じていて、手も足も出ない様子だった。

武宮はコバコウの兄弟子。張栩はコバコウの娘婿。解説の河野臨九段はコバコウの1番弟子という顔ぶれということで、きょうの対局は勝負を度外視し、木谷一門の身内でなごやかな雰囲気だったに違いない。


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内 容 ニックネーム/日時

すっかり秋ですね!
お鍋のおいしい季節になりました〜。
もっと寒くなりますが、体を壊さないようにして下さいね。


http://sasahara712.paslog.jp/
りん
2011/11/16 21:14

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