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zoom RSS 因縁の対決〜負けた井山に同情する

<<   作成日時 : 2011/11/11 23:56   >>

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2期連続となった井山十段対高尾九段の棋聖戦挑戦決定戦が、先ほど終わった。
結果は284手で白番高尾の半目勝ちとなり、昨年のリベンジを果たした。
今日の観戦は解説なしだったが、素人目には中盤すぎまで井山が圧倒的に優勢に見えた。
白の160手目のコウ立ては無コウかというような微妙な手で、井山もコウを解消したのだが、162手から180手まで20目以上損をしたのがどうだったか。
これならコウを譲っても楽勝ではなかったかと思う。

これで年明けからの七番勝負は、久しぶりに張栩対高尾のカードとなった。
平成四天王のなかでただ一人無冠で、取り残された感のある高尾だが、昨年の名人戦で4タテを喰らい、直後の十段戦、棋聖戦の挑戦者決定戦でも苦杯をなめた井山を破っての棋聖挑戦だから意気も上がろうというもの。

受けて立つ張栩だが、今年の戦跡は棋聖の名にふさわしいものとはいえない。
それでも今日の王座戦では、羽根九段に1目半勝ちして、防衛に王手をかけた。
さすがに、ここ一番の強さは維持している。
レベルの高い七番勝負を期待する。

勝負には勝った高尾であるが、対局マナーの点ではどうであろうか。
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実況画面を3時間ほど眺めていたが、終始この姿勢が続いていた。
形勢が苦しいときにはよくあることだが、井山が手番で長考中でも殆どこの姿であった。

ずいぶん昔のことだが、全盛期の大山名人・王将に初挑戦した山田道美八段が、読みふけっているときに前のめりになった。
すると大山が、「頭を出しなさんな」と一喝したのだ。
当時の毎日新聞の観戦記で読んだのをハッキリ覚えている。
調べたら第15期王将戦で1965年のことである。
王将位を20期もとった大山の11期目に当たるが、挑戦者になった山田が戦前から闘志むき出しだったこともあり、大山も挑発された形で対局中の一喝になったようだと書いてあった。

映像を見ていると、高尾の頭が激しく動いており、そのたびに盤上の影が動くのがわかる。
井山からは盤面が見ずらく、さぞ気が散ったことだろう。
気の毒なのは、格上とはいえ文句を言えるような年齢ではないことだ。
内心忸怩たる思いではなかったかと同情する次第だ。

対局では大げさなボヤキや、無意識の癖で身体を動かすのはつきものであるが、高尾のように盤上に覆いかぶさるのは明らかにマナー違反であると思うのだがどうだろうか。


詳しい戦評は他の方のブログで→こちらから


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