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zoom RSS 趙治勲25世への唯一の誉め言葉

<<   作成日時 : 2011/11/04 23:56   >>

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名人戦36期のうち、名人在位9期を含む32期でリーグ在籍していた趙治勲25世。
前期リーグは1勝7敗で陥落した。復帰を目指した37期も、既に22歳の内田修平五段(当時)に敗退している。
あまりに短手数での負け方に、朝日の観戦記で7敗の中身を検証してみた。

緒戦こそ高尾九段を相手に終始リードを保ちながら、失着から逆転の半目負けしてケチがついた。その後は坂井八段に勝った以外は5戦連続の100手前後で投了。
観戦記の言い回しも、「短手数だが中身は濃いから心配ない」と、とってつけたようなフォローがむしろ異様だ。

上の図は、7敗目を喫した張栩棋聖との白番の碁である。
張栩が黒1から3とノゾいたとき、治勲はノゾキに反発して白4から6のハサミツケ。
「解説者がさすがと言い、観戦者をうならせた」と観戦記にあるが、これが治勲に対する珍しいくらいな誉め言葉だった。
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黒1に対し、白2、4が洒落ている。黒5のキリにも白6が好形という。
しかし白8と小さく取ったために、あっという間に黒17まで外を塗られてしまった。
白18と大きく模様を広げたが、張栩相手にこの囲い合いでは勝てない様子。
このあとは境界争いに終始したが、黒の4目半勝ちとなった。
総評では、白8では白11または下辺星にツケで大きく黒を攻めるべきだったとある。
この碁以外も自らのミスから闘志を失って投げる場面が多かった。

タイトル獲得数と通算勝ち星で史上最多を更新中の趙治勲25世だが、このまま大舞台から遠ざかってしまうというのは惜しい。
乾坤一擲、蘇った姿を見せてほしいものだ。



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