「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 気になる趙治勲25世の淡白ぶり

<<   作成日時 : 2011/11/02 19:13   >>

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毎週土曜日の碁席で欠かさず対局するTさん。意気盛んなうえ早打ちなので、大抵10局くらい打っている。
しかし最近、碁の内容が急に悪くなってきた。戦いになったときの読み落としが増え、大石が取られることが多くなった。
80歳をゆうに越えているので、ネバリがなくなるのはやむを得ないことかもしれないが心配である。

Tさんに比べるのも変だが、趙治勲25世は30も若い55歳だ。
名人リーグやをはじめ各棋戦で本戦入り、またはそれに準じる活躍をしている。
今年創設された、50歳以上のタイトル経験者11名のマスターズ・トーナメントでも軽く優勝した。
まだまだネバリを失うような歳ではないはずだが・・・・

今日から、第36期名人リーグ全37局を順番に並べようとして、気付いたことがある。
短手数の碁が多いことだ。よく見ると趙治勲が絡んだ局が際立っている。
早速手数の短い順にソートしてみた。

@ 山下   黒中押し勝ち  25世  77手
A 羽根  白中押し勝ち  25世  80
B 溝上  白中押し勝ち  25世  84
C 高尾  黒中押し勝ち  林漢   99
D 結城   白中押し勝ち  25世  114
E 高尾  白中押し勝ち  坂井  116
F 林漢  黒中押し勝ち  25世  117

36期名人リーグで、趙25世は1勝7敗で陥落したのだが、中押し負けした5局が短手数ワースト7のうちに全て入っている。
面白いのは作り碁で負けた2局の手数が194手(対張栩4.5目負け)と248手(対高尾0.5目負け)で、これまた短手数なのだ。
194手で作り碁というのもダントツで、非常に珍しい記録だろう。

趙治勲といえばシノギの達人として有名。
実利を稼ぎまくってから、相手の勢力圏内に深々と入る。
そんな状況でシノいで勝つのは、針の穴を通すような精密なヨミがあればこそだ。
名人リーグでの極端な短手数敗退を見ると、持ち味のネバリを失いポッキリと折れてしまった構図が浮かび上がる。
中韓の影響を受けた最近の戦いの碁に、適応力を失ってしまったのか、とても心配である。
折りしも、リーグ再復帰をかけた37期の最終予選で、若手の内田修平五段(リーグ入りで七段に昇段)に敗れ世代交代を印象付けたが、これで趙治勲は終わりというのでは勿体ない。

名人リーグの棋譜並べは、趙治勲25世の全8局から始めることにした。



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