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zoom RSS (NHK杯)自分で形勢判断をしなさい・小県

<<   作成日時 : 2011/10/30 15:32   >>

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山下敬吾本因坊と彦坂直人九段の一戦。
大方のファンはこの対局から程なく、史上7人目の本因坊・名人になる山下の貫禄勝ちを信じて観戦しただろう。

立ち上がりから黒の山下が大胆な模様作戦に出た。対して彦坂は白らしく冷静に地をとって打ちすすめる。
山下は中央で白にポン抜きを許してまでこれを遮断、全体を厳しく攻めたてて図の場面となる。

白1のコウ立てに、あっさりと黒2で解消したため、以下白9まで難なく脱出した。
この場面では、白Aから広く空いているところに出て行けばシノギは楽だが、それは黒Bあたりから下辺の黒が模様化するので得策ではない。
下辺は後でドカンと消しにいきたいところなので、触りたくないのだとの解説。
成程、それで白はわざわざ狭き門へ向かったのか。納得である。

その後の展開は右下星の黒に白がツケ二段から削減を図ったところ、黒が反発して丸取りを仕掛けたため、下辺一帯に戦線拡大したが所詮取られるような石ではなく、白が2眼できたときには下辺の黒模様は地としてはほぼゼロとなった。
素人目には、こんな展開になっては勝負あったという感じだ。このあと山下が打ち続けるたびに、投げ惜しみをしているのかと思って見ていた。
終わってみれば、258手で白の4目半勝ち。なんとコミがかりだったのだ。

素人観戦者を惑わしたのは、解説の小県真樹九段が形勢判断を一切しなかったからだ。
途中で奈穂二段に「形勢はどうですか」と、解説者が尋ねる始末で、心底目算が苦手な(面倒くさい?)様子だった。

こう書いていてハッと気付くのは、テレビ観戦のときは、解説者が目算するのを待つばかりで、自分では数えたことがないということだ。

その意味では、今日の小県真樹九段は、観戦者に対して、形勢が気になるときは、自分で目算しながら判断することの重要性を教えてくれていたのかもと、皮相に思ったところだ。



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