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zoom RSS (NHK杯)坂井八段の得意戦法だったのか

<<   作成日時 : 2011/10/23 17:56   >>

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先番・河野臨九段に対するは坂井秀至八段。久しぶりの重量級の対戦だ。
黒の中国流と白の二連星という構図は、名人戦でも連続出現するくらい流行している。
坂井が白1、3から白5ととび、黒6ノゾキの注文をはずして白13までとなった経過を見て、最近どっかで見たことあるようだと思った。
調べたら、先週の関西棋院第1位決定3番勝負(第1局)で、村川大介第1位に挑戦した坂井が全く同じ手順を打っていた。NHK杯の対局が先なので、対河野戦の勝利に気をよくした坂井が同じ戦法で村川も下したことになる。

きょうの解説は瀬戸大樹八段だったが、一手一手親切なコメントがあり、素人にとって分かりやすく名解説だった。
例えば白5のトビの必然性、黒6ノゾキの狙い、白13の必要性、実利を取ったので黒6、8は捨てて打つ・・・などである。

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96手目に白◎を打つときに、坂井が考慮時間を2分とった。
ここまで1度も考慮時間を取らず、テンポよく打ってきたが、この時点での瀬戸の目算は微妙だった。
黒は4隅を実利にしたうえ、右辺の模様になっているが、白も左辺、下辺に実利があり上辺の厚みも発展性がありそうだ。
決断の白◎は黒大石の生き形を崩し自身の地を増やす手だ。
焦点の右辺に目をくれずこの手を選んだことは、坂井が「これでいける」と考えている証左だと感じた。
結果は盤面勝負でコミはとても出せない状態となり、168手まで白番坂井の中押し勝ち。

瀬戸の解説で勉強になったことは、
@ 左上黒△の大ゲイマは、右上に白がカカってきたら実戦のように黒△のツケオサエを打つ前提である。
A 白Aと切られて黒はこの白を取れないが、黒Bが絶好のシチョウ狙いになること。
B 下方の黒は白◎によって白イから打てば1眼しかない。黒ロとワリツギをしたとき、これはセキになる。黒は地はなくなるが手入れせずに右辺に先行できる。

自分の実戦でも、このような局部判断をしながら着手を進めていければいいのだが・・・


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