「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS (NHK杯)臨の手のひらで踊った規三生と漢傑

<<   作成日時 : 2011/09/04 16:50   >>

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解説がいき届いていると、、ここまでテレビ観戦が面白く、勉強になるかということを実証したような放送だった。
シードの山田規三生NHK杯が登場、相手は若手の有望株である林漢傑七段。

局面図は、右上スミの白3子に対し、黒が攻める手段の解説。
まず黒Aに対して、白Bが絶対。このあと白、黒の最善手の応酬が示されたが、河野臨九段のよどみない解説は目からウロコだった。
そして最後に示された変化図が局面図になる。黒1から白8までを示し、白は1眼だが、白8と外に首を出されては黒も気持ちが悪いということだった。
図は、見事な解説に、司会の万波奈穂二段が「勉強になりました」と頭を下げているところ。

しかし、なだれ三昧は、河野が黒1を置くまえに、「周りが強い場合は・・」と言いかけたとき、間髪を入れず奈穂が「ここに石があると、ですね」と、△△に石を置いたのを見逃してはいない。
明らかに奈穂も、この変化図は全て知っているはずだ。
プロならば当然だろうが、視聴者の為に聞き手に徹しているのだとわかる。


下の図は総譜である(クリックで拡大)。
対局結果は182手まで、山田NHK杯の中押し勝ちだった。

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本局では右上スミのほかに、序盤の右下のわかれ、上辺黒の死活、黒が潰れて投了になった左上の攻め合いの場面でも、詰碁の名手の面目躍如たる解説があった。

初めから終わりまで、一手進むごとに着手の意味と狙い、相手の応手の考え方が懇切丁寧に解説され、実戦もほぼ解説通りに進行した。

まるで、河野臨九段の解説を聞きながら、両対局者が石を並べているかのようだった。

今期のNHK杯で、居眠りせずに観戦できたのは初めてと言っていい。
テレビ観戦の解説者は、高段者なら誰でもいい、という人選はやめてほしいと思った。





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