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zoom RSS 原爆対局のひとコマ

<<   作成日時 : 2011/09/13 23:01   >>

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       (この夏5回も産卵したナガコガネ)
昨日、「橋本宇太郎総帥の叱責」について書いたところ、「牧神の午後」様からコメントをいただいた。
曰く、碁を打てる幸せを、身にしみて感じている戦中世代だからこその厳しい言葉だ、と。

実はこの本には「原爆対局」というコラムもあり、この中で著者の三木正氏が、たまたま対局場で見たことが書かれている。

第3期本因坊戦は、前年本因坊についた橋本昭宇に岩本薫七段が挑戦することが決ったが、本土空襲により挑戦手合いが宙に浮いていた。
そこで、瀬越憲作が疎開先の広島で手合いを計画した。
その第2局が、昭和20年8月4、5、6の3日制で、空襲を避けて郊外の五日市にある会社の事務所で打たれた。

1日目を観戦した三木正氏が、最も心に刻まれていることとして、次のように書いている。

瀬越先生が数人のファンに、「今日の夕食だが、橋本と記録係は自分の弟子だからなんとかするが、岩本の夕食はあなた方で世話してもらえないか?」と話しかけられた。
なんと、こんな大きな対局が、食うや食わずの環境のもとで行われていたのである。
あの日の岩本挑戦者の夕食に、果たして1合の酒がついたであろうか、と。

この対局の3日目に原爆が投下された。郊外とはいえ対局室は散乱したが、午後から打ち続け橋本本因坊の白番5目勝ちになった。

まさに隔世の感、というのは簡単だが、碁打ちの端くれとして、こういうことも知っておきたいものだ。
牧神の午後様のコメントに同感する所以(ゆえん)である。

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