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zoom RSS (本因坊戦第7局)羽根の心にスキ、山下薄氷の防衛!

<<   作成日時 : 2011/07/21 21:52   >>

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図は131手まで。
挑戦者の羽根九段が、左上スミに△△を連打したところ。
BS放送ではレドモンド九段が「すばらしい手筋の連発」と絶賛。
次々と作られる参考図はいずれも黒有利で、どう打っても黒の勝ち碁だった。

幽玄の間では、この131手の時点で形成判断が71:45と、黒持ちの表示。

当然山下本因坊も、尋常な応接では勝てないから、左上で事件を起こそうと必死になっているのだ。
羽根としては、□のコウを争ってすんなり大石を生きるか、または右方に脱出すればよかったと思う。
しかし、△連打で気持ちよく上辺の白をエグって得をしたのは欲張りだったか、×のところから黒石を切断される羽目になった。

ここから一気に攻守逆転したようで、黒は大石の2眼確保に走るしかなく、その過程で左下隅の黒一団を殺されてしまった。これだけでも30目の丸損であり、この時点で勝負がついた。

だいたい、左下の黒には白から利きがあるというのは、一日目の段階からレドモンド九段がしつこく指摘していたところだ。
羽根九段はわかっていたのに、この筋に絡まれてしまったのはどういうことか。

BS放送の終了する18時頃は、苦吟する山下を悠然と見下ろして余裕たっぷりの表情をしていたが、そのころ心にスキが生じたに違いがない。
3連敗後の4連勝の再現という大ニュースに、どんなコメントをするか考えていたのではないか。
この直後に×の切断が待っていたのだ。

このあと延々とヨセを打って、284手で白4目半勝ちとなったのだから、いかに黒のリードが大きかったかがわかる。

山下本因坊は崖っぷちから蘇り、初防衛を果たし、羽根九段はやはりカド番の碁聖戦に悪影響を与えかねない逆転負けだった。

  (終局図)
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