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zoom RSS (本因坊戦第3局)いじめっ子といじめられっ子の馴れ合い碁

<<   作成日時 : 2011/06/03 20:32   >>

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「二人はどんな棋風ですか?」
テレビ解説の冒頭の決まり文句である。
「山下本因坊は厚みから攻めるのが好き」「羽根挑戦者は地をとって、攻めさせてシノぐのが得意」
衛星放送の小林覚九段と聞き手の巻幡多栄子三段の掛け合い解説は、すぐに「シノぐ」が「イジメ」に変わってしまった。
「イジメられるのが好きな羽根挑戦者としては・・」「ここで手を抜いてもう一手攻めさせると、得意のイジメられる展開になる」ETC.

画像
如何にイジメられるのが好きと言っても、これは度が過ぎているのではなかろうか。

一日目封じ手直前に、羽根挑戦者が打った黒Aのカカリである。
中央の黒5子が攻められるのを承知で、地を重視した手だ。
勿論右上白5子も同じように弱い石ではあるけれど・・・・・

序盤に攻められる石を作ってはいけないという教科書から逸脱している。
小林覚九段も、黒Aで黒1と打っておれば、優勢だと思うと解説していた。

果たせるかな、山下本因坊の封じ手は、黒のカカリには見向きもせず、白1、そして白3と煽った。
下辺の捨石で、△△の白の壁は磐石なので、一気に雄大な模様ができた。

このあとも、本因坊は左上で白イ以下、ツケノビで模様を拡げた。
ここで羽根九段は黒Bと、白模様のど真ん中にパラシュート降下して、得意の「イジメられ作戦」
解説によれば、白が本気で取りに行けば黒は全滅していたようだが、形勢よしと見て自重した。

黒が生きたときには、下辺から左辺の一気通貫まで、膨大な白地が確定した。
こうなってから懸命にヨセても、勝ち目はなく、山下本因坊が1目半残し3連勝、防衛に王手がかかった。

いじめる人と、いじめられる人の、持ち味を出した碁では当然いじめるほうが勝つ。
これで両者の対戦成績が、山下の31勝14敗になったのも、二人の棋風の相性が良すぎるからだと、勝手な判断をしている。



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