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zoom RSS 定石の深奥、生涯知らずに碁を打つか

<<   作成日時 : 2011/06/02 21:51   >>

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星の黒に白がケイマにカカり、三間高バサミに白が両ガカリ。
ここで黒がコスミ出して、白三々とありふれた定石である。
黒1で4なら簡明であるが、カケると必ず白2からの出切りがある。
以下黒11までが定石で、双方互角の分かれ、とある。

新垣武九段のビデオ講座で、この定石を詳述されている。
それによると、黒1を打つ資格のあるアマは少なく、新垣九段の指導碁でも正しく打てた人はいないという。

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定石書には絶対に載っていないというが、前図の白Aのツギを省略して白1と封鎖してきたとき、黒がうまく対応できるか。これが問題である。

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まず黒2、4と1子を切り取る。白5が省けないから、そこで黒6から威勢よく攻撃をするのだが、白9でスミは生きている。

こうなると、今度は黒が包囲網を破って脱出する番だ。
黒イ、ハと両ヅケしてホと切る。次いで黒トに白チのコスミツケ。
両者最善の手順を尽くせばこうなるところだそうだ。

ここで次の一手が非常に難しく、この問題のミソである。

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正解は黒1のアテコミ。
わざわざ取られにいくこの捨石が働き、黒5となったとき、白3子が3手なのに対し、黒は1の石が働いて△が先手になるので4手で攻め合い1手勝ちとなる。
黒5と打って白を3手で取れるというのも、数手前にヨミ切っておかねばならない。

黒1の奇手、黒3のシチョウ狙い、黒5のゲタの3点セットでやっと合格だ。

ここまで打てる人だけが、1図の黒1カケを打つ資格がある。
そうでない人は穏やかな一間トビを打つしかない、というのが新垣九段の教えであった。

今までお互いに、知らぬが仏で打っていた「互角定石」だが、これで当分の間ライバルを痛めつけることができるかも。

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