「なだれ三昧」の石音メモランダム

アクセスカウンタ

zoom RSS (本因坊戦第4局)山下幻の勝着、羽根九段が延々と続く寄せ合い制す

<<   作成日時 : 2011/06/16 23:23   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
図は81手目に、山下本因坊が黒1とツぎ、3と整形したところ。
この局面で、カス石のような黒1子を助けて白2のカケツギと換わるなど素人目には、むしろ疑問手に思える。
しかし、BS解説の横田九段は、攻めの山下らしい手だと感心していた。

事実、97手目に黒A、白Bの交換があってからは、にわかに白の大石が薄くなった。
このあと黒の優勢が続いたが、勝ちきっておれば黒1の手は、歴史に残る勝着になったと思う。

画像
黒1に白2とツいで、中央の大石も連絡した。他には戦う場所もない。
黒3から白6まで。完全に小ヨセの段階に入っている。

この白6は144手目である。
この碁は244手まで打たれて、白半目勝ちとなった。
ということは、図の段階は総手数の6割弱しか進行していない。
つまり、総手数の半分近くは小ヨセだということだ。

時間的に見ると、終局は午後7時59分なので、二日間で17時間の熱戦であった。
白116を打つと同時にBS放送が終了した(午後6時)から、その時点では15時間消費している。
残りの手数(128手)は、放送終了後の2時間弱で、秒読みの中、バタバタと打たれた。

戦いが終わって小ヨセに入ったところからは、緻密な目算を繰り返しているはずだから、お互いに半目勝負になることはわかっているはずだ。

15時間も全神経を注ぎ込みながら、お互い互角。
残りの2時間で、ほぼ同じ手数を、半目のミスも許されない状況で打ち続ける・・・

まさに、壮絶と言うしかない。


この碁は、終盤100手の小ヨセ段階を、徹底的に検証する必要があると思う。

どのようにヨセても、白の半目勝ちが動かなかったならば、「ヨセの名局」というに値するのではなかろうか。



.






テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
(本因坊戦第4局)山下幻の勝着、羽根九段が延々と続く寄せ合い制す 「なだれ三昧」の石音メモランダム/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる