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zoom RSS (NHK杯)もろ差しでじりじり寄られ、お手上げの鈴木歩六段

<<   作成日時 : 2011/06/12 17:59   >>

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女流3人目は鈴木歩六段の登場。
本日のカタキ役は今村俊也九段が演じる。
白の今村が3手目で右下の小目に一間高ガカリ。対して、黒の鈴木歩が外ヅケと趣向。
早くも火花を散らす乱戦かと思われたが。

左下で白□から「定番」のコウを仕掛けた。

初コウにコウなし。黒はコウを頑張ることができない。
折角すそ空きにスベッていた黒1子を飲み込まれてしまったのは痛かった。

これで、左下の黒の眼形不安が生じ、結果的に左辺の黒がヒョロヒョロと逃げるハメになった。
白は逃げる黒の両側を挟み付けるように打ち、左に模様、中央に厚みを形成し優位に立った。
この進行はまるで白鵬が双差しになって、すり足で土俵際に出ていく様子に見える。

腕自慢でなる鈴木関も、細腕を締め上げられて万歳状態。

図の局面は、中央の厚みを背景に、白1と右辺に打ち込み、白5と軽く荒らした上、中央に模様もできそうな展開。

ここで黒6とケイマの腹を出切ったのが鈴木歩の唯一の勝負手だった。
しかし、今村は一旦切り結んだ後、白11の様子見を放つなど、変幻自在。
結局、ここでも戦果をあげることはできなかった。

結果は281手で白の4目半勝ち。
横田九段の解説の口ぶりからは、今村のボロ勝ちの印象だが、素人的にはコミガカリの結果は意外だった。

万波奈穂二段によれば、今村は「世界一厚い男」という異名があるそうだ。

この碁でも、下辺の△の守り方のような、非常に堅い打ち方が他にも何度も打たれた。
しかし、それがヨセの段階で黒を締め上げて1目、また1目と得をしていくのを見せられると、厚い碁の良さがよく分かる。

おそらく4目半の差は、終盤にジリジリと打った「権利のヨセ」だけで稼いだものだろう。

なだれ三昧は、超がつく足早やで手薄い碁なので、大いに参考になった。



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