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zoom RSS 白2敗着なり!(梶原武雄の世界)

<<   作成日時 : 2011/05/30 23:31   >>

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梶原武雄著「置き碁必勝法」の復刻版が書店に出ていたので、サラッと拾い読みしてきた。
9子局から2子局までの戦法を解説したものだが、面白いと思ったのは図の2子局の解説。

初手は白1と打つだろうから、黒2と絶対に打つべし、とある。
他の棋書などで、黒2をAに打つ例もあるが間違いである、と手厳しい。
その理由は、黒2の小目には白が必ずカカッてくるから、断固としてハサむ。
このハサんだ石が、右上の置石(△)からのヒラキを兼ねている。
それだけなら左下にも置石があるのだから、黒2でAと打っても同じことである。

そこで白1の位置が問題になる。

白1に対して黒がカカる方向は上辺であるから、これが右上の置き石と有機的に連係する。
また、黒がカカる前に白がシマリを打った場合、白の勢力は左辺方面に向かっているので、上辺は黒の勢力圏にできる可能性が高い。

故に、黒2は必然なのである。

このことを補足するに、こんな記述もある。
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「梶原流序盤構想」という本で記述されているのだが、互先の碁で黒1に対して白2と打ったとする。
そこで梶原は「白2は敗着である」と断じているそうだ。
敗着の理由として、「黒3に対して、打つ手なし」と。

さすがに、「碁打ちは序盤のみに注力し、中盤は軍人に、ヨセは能吏に任せておけばよい」という名言を吐いた梶原九段である。

物好きなナダレ三昧は、早速手持ちの棋譜集の中に、白2で敗着を打ったプロがいないか、あったとして黒3が打たれているか、調査を開始しようと思う。



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