「なだれ三昧」の石音メモランダム

アクセスカウンタ

zoom RSS 立つのは筆か、口か、それとも・・・

<<   作成日時 : 2011/05/13 22:11   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

囲碁ライターで最も高名な人は、と聞かれたら、真っ先に林裕氏を思い浮かべる。
日本棋院の「棋道」「囲碁クラブ」の編集に携わり、新聞の観戦記を書くかたわらで、囲碁史の研究に大きな足跡を残した。

かれこれ40年ほど前のことだが、毎日新聞の観戦記で対局者を紹介するときに、「この人、○○○ではないが、筆が立つ」、と林氏が書いた。
○○○のところは、はっきり憶えてないが、高段ではあるが大舞台には縁がないことを婉曲に言っている。そして、その人の最近の著書を列記した。
対局相手の紹介では、最近の輝かしい戦績を並べ立てている。

この対照の妙というか、アンバランスさが気に入って、「この人、筆が立つ」という言い回しが脳裏にこびりついてしまった。

それ以来、なだれ三昧は、恐れ多くもプロ棋士に対して、「この人は○○だが・・・」と、レッテルを貼る癖がついてしまった。

筆が立つ、に始まり、普及に力を注いでいる、教室(一般・子供)を運営している、イケメンで有名、夫人(夫)が誰、チャーミングで人気がある、ダンス、競馬に凝っている等々、およそ囲碁に関係のないことまでも。


囲碁将棋チャンネルのビデオで、石倉昇九段の講義を見ていると、その語り口に引き込まれ、時間を忘れて次々と視聴を続けてしまう。
先週まで青木紳一九段の講義を見たあとなので、その対照は際立つ。
林裕氏が生きていたら、間違いなく 「この人、口が立つ」 と書くであろう。

プロゴルファーにトーナメントプロと、レッスンプロの区別があるように、棋士にもいろいろな特技・特徴があるのは当然だろう。


しかし、棋士にとって最良の評価は、 「この人、腕が立つ」 だ。


.



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
立つのは筆か、口か、それとも・・・ 「なだれ三昧」の石音メモランダム/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる