「なだれ三昧」の石音メモランダム

アクセスカウンタ

zoom RSS 県代表常連の碁から吸収したものは?

<<   作成日時 : 2011/04/26 22:42   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 1

一昨日の朝日アマ予選で備後地区代表になったのは、予想通り、福井盛人さんと原田照道さん。
トーナメント表を一瞥して、こうなると思っていた。

福井さんの準決勝の碁を、盤側で観戦させていただいた。
先番はO福さんで福井さんは白番。

朝日新聞によれば、福井さんは「普通の定石通りには打たないように心がけた」とコメントしていた。
この碁も、2,4手目を目外しに打つという趣向。4隅とも、既存の定石無用の展開になった。
画像
右辺で白□と生きたとき、左下で黒△△と二段バネしてコウを仕掛けた。
コウに勝てば白は死ぬ。しかし負ければ黒の大石も生きがあやしい。
したがって、仕掛ける前には、余程の成算がなければならない。

3回ずつコウを争った後で、白1はコウ立ての手。ここで黒2は意外だった。
白3と打たせては、コウに勝っても白は生きているから、負担が軽くなった。
黒4でコウを再開したが、白5、7と解消してしまった。
結果は生き生きだが、それならばコウを仕掛けない方がよかったように思う。

画像
白1と1線にハネたとき、黒2に切り込み、4とアテ込みを打った。
白は9とツぐ前に、白5、7と侵食した。
黒は△△の白2子が、先手で逃げるのを防ぎたかったのか。
しかし、黒2では、素直に黒Aと受けた方が地が得だったと思う。

画像
黒は中央に10目ほどの地ができそうだったが、白△のノゾキから、見事にゼロにしてしまった。
切断された黒は、左辺□□の白2子を取って、単独で生きを図らざるを得なくなった。

既に盤面でも白がいいかという形勢となり、黒が投了した。

この碁は、コウを仕掛ける前は、黒もかなり有望だったはずだ。
黒の疑問手はあったが、白がじりじりと寄り付いて、各所で数目ずつ得を重ねていく打ち方はさすがと思った。
序盤の段階で、自石の眼形を確保しながら、相手の眼形を奪っておくという、教科書どおりの手を何度も見た。
一手30目の大場が沢山残っている状況で、なかなか打てないものだが、この碁では、それがヨセの段階で大いに役立って、勝因にもなっている。

じっくり観戦できてよかったと思う。



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
結果が気になっていましたので、ありがたかったです。
福井さんとはよく幽玄の間で打ちますね。
僕も地区を突破して2年ぶりの県大会を狙いたいです。
ところで、今回の予選は福山のY松さんやS水さんなどは出られてますか?
sssuuu
2011/04/27 19:07

コメントする help

ニックネーム
本 文
県代表常連の碁から吸収したものは? 「なだれ三昧」の石音メモランダム/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる