「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS またもや 小なだれ出現(十段戦第4局)

<<   作成日時 : 2011/04/22 20:23   >>

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この図は、14日に掲載した新人王戦を、天地逆に書き替えたものである。
黒1のカケツギに対し、白イとアテるのが古来からの小なだれの定番である。
しかし、昨年のNHK杯で溝上八段が、白ロと打ったとき、解説の結城九段が、白ロは初めて見た。普通は白8とノビるのが新しい小なだれだと説明。
(もっとも、高尾九段の「基本定石事典」には両方とも載っている)

さて、図の実戦では、村川七段が白2と打ったからビックリした。
そして白6まで這ってから、やっと白8に戻った。
この手順は高尾事典にも触れていないので、新手かと思っていた。


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十段戦第4局を観戦していたら、同じような場面に出くわした。
井山名人が打った黒2はすなわち、村川七段の白2と同じ手だ。
黒6、白7と利かす手順が違うが、黒8まではまったく同じ形になった。

ここで張栩十段は、白13とノビる前に、白9、11を打った。
どのみち隅は黒14で取られるが、左右からの利かしを見たものだろうか?
高尾事典では、黒8の手では、2の二にハサミつけ、白8のオサエに回る図ばかり表示されている。

ともあれ、この新型もスミは黒が占め、中の黒がどの程度攻められるかという展開は変わらない。
実戦はこのあと、右辺での白からの利かしを逆手にとった黒の妙手で、井山が優位に立ち、3目半の勝ち。
十段戦は最終局にもつれ込んだ。

正確なヨミさえ身につければ、どんな新型でも打ちこなせるものだと感心した次第である。

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