「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 東海新報の活動に見るジャーナリズム精神

<<   作成日時 : 2011/04/22 15:31   >>

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「 突然すみません…うちの旦那は東海の社員で、社屋は高台にあり全くの無傷です。津波の翌日からライフラインが寸断された中でも、発電機を使って、号外を発行し、社員がタダで配達も行っています… その行為を、全国紙や世界のメディアが取材に訪れ、賞賛されていますが、町が壊滅し、広告を出していた企業も無くなり、収入は激減…当然、社員の給料も半分以下になりました…不安は限りありません。(東海花子) 4/22 00:15 」

このコメントは、3月17日のブログに対して投稿されたものである。http://hasunatu.at.webry.info/201103/article_17.html

このブログは、(棋書を)読む、打つ、観る、聞くだけでは一向に上達しないことに業を煮やして、「書く」ことを加えたら、少しは役に立つかと始めた、私的な囲碁日誌である。

偶々、大船渡の地方紙の消息を尋ねる過程で、「碁石海岸」を知ったが故に一文を弄したものだ。
ところが、思いもかけぬことに、この記事が通常の百倍もの閲覧数を記録することになる。
肉親や知人の安否をたずねて、検索したキーワードから導かれてきた多くの皆さんに、徒労をかける結果になり申し訳ないと思う。

しかし、関係者の方のコメントもいただくなど、災害をより身近に感じ、被災された方々への応援の気持ちが高まったのも事実である。

その後も、東海新報の活動は、胆江日日新聞のHPはじめ報道でウオッチしている。
新入社員の高橋信さんの記事にも感激した。
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110413k0000e040028000c.html

石巻日日新聞が発行した手書きの新聞が、ワシントンの報道博物館に展示されることになったが、東海新報の号外も全く同列のものだ。
大船渡にしろ、石巻にしろ、あれだけの惨禍の渦中で、手書きやプリンターで号外を発行して配るなど、信じられないことである。

しかし、これこそがジャーナリズム精神の発露であり、記者魂というものだろう。
一般の人には理解しがたい新聞人の特質、といえるかもしれない。

余談であるが、なだれ三昧は高校時代に、学校新聞の発行に関わった経験がある。
1年の夏休みが明けたとき、部長の村上重美先輩が、「わしは受験に専念するからあとはお前がやれ」と言われ、部員7人(実働3人)の出版部を引き継いだ。

新聞はブランケット版4ページ建てで月1回。ニュースの取材から、論説欄の執筆、学内の文芸作品集めは勿論、割り付け、校正、凸版(見出し)のゼザインまで全て手がけた。

素人の新聞でも、2年ほど携わると、気持ちだけは新聞人の端くれにいる気分になったものだ。遠く離れた東海新報が気になり、早く復活してほしいと願う所以がここにある。

今朝、コメントをいただいた東海花子さんには、頑張って!という言葉しかないが・・・

因みに、村上重美先輩は日本新聞協会に入社し、専務理事までのぼりつめられたが、先年惜しくも亡くなられた。
先輩は、高校時代に新聞製作に関わったことが、その後の人生に影響を与え続けた、と述懐されていたが、そういうものであろう。


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