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zoom RSS (NHK杯)実力者山田規三生九段、久々のタイトル

<<   作成日時 : 2011/03/27 22:14   >>

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平成9年に、若くして王座を奪取して、日本棋院関西総本部のプリンスになった山田規三生九段。
その後も三大棋戦リーグの常連であり、タイトル戦挑戦も4回を記録。
他の棋戦でも準優勝が何回があるのだが、「優勝」の2文字だけが遠かった。

なだれ三昧も、平成18年の本因坊戦で山田が高尾に挑戦した第3局を、尾道市の老舗旅館「西山別館」まで観戦に行ったものだ。

タイトルホルダーが、バタバタと姿を消した今期のNHK杯は、山田にとって願ってもないチャンス到来である。
とはいえ、決勝の相手は、過去NHK杯5回の優勝経験がある依田紀基九段。
難敵ではある。
画像
山田九段が41手目に、上辺を黒1と守った。
左上隅で、黒は両ガカリして、その両方を動いたので、今度は左辺の黒への攻撃が予想される。

依田九段は白2と、下辺のハサミを打った。
成程! 黒3に対し、白も一間トビで遠くから左辺の黒を睨む作戦。
これが、モタレ攻めとか、カラミ攻めというものか。流石だと感心した。

ところが、白4と2線のスソに打ったのはどういう意図か?
武宮正樹九段は、思いもよらないところと言いながら、それでも黒の受け方が悩ましいと解説。
だが、黒5を見て、「(白4を)見た瞬間、打ちたいところだ。多分いい手だ」「白は様子見をして、反撃され困っている」と、黒が有利な展開になることを予測。

実戦もその通りとなり、ここで黒は一本取り、右上、模様のシマリも打って終始優勢を保ち、安全勝ちした。

この碁は、ヨセの手筋で参考になるところが多々あって楽しめたが、勝負という点では、序盤での白4が全て。
局後に依田九段も真っ先にそこを指差していた。

関西のプリンスが、井山名人に続き、坂井碁聖、結城天元と先を越され、肩身が狭い思いをしていた(本人言)が、この優勝を土台に、次はビックタイトルを狙ってくるだろう。

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コメント(1件)

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規三生先生の事はかげながら応援していましたが、なんかプレッシャーに弱いのかなって勝手に思っていただけに今回勝った瞬間は、一人でガッツポーズをしてしまいました。
依田先生も好きなので、今回のNHK杯は面白かったです。
イェ〜ィ
2011/03/28 04:27

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