「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 白石裕九段が必死にねばった理由は?

<<   作成日時 : 2011/03/26 21:56   >>

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プロの公式戦で、最短手数の碁は?

検索してみると、昭和40年に打たれた、王座戦三次予選の中にあるという。

当時、碁界の重鎮だった前田陳爾九段と対戦したのは、19歳の新鋭春山勇五段。
14歳で入段後、順調に毎年昇段してきた春山だったが、うっかり定石を間違えてしまい、33手で投了したのだという。

関西棋院の白石裕九段は、全盛期にはNHK杯にも何度も出場し、碁打ちにピッタリなその苗字の故に、小生の記憶に残る棋士である。
先月70歳を迎えたばかりだが、春山(現九段)と同世代であり、この珍(?)記録を知らぬ筈はないだろう。

一昨日、その白石九段が、名人戦予選Aで、瀬戸大樹七段と対局した。
画像

これは総譜である。
なんと34手完! 白の瀬戸大樹七段の中押し勝ちである。
惜しい。その前の手で投了すれば、半世紀ぶりの最短手数更新となり、ギネスブック入りだった。

手順を少し戻して検討してみた。
画像
白Aとオサエた手が26手目である。
これで、攻め合いは白の勝ちは動かない(と思う)。

ここからあと、黒が抵抗しても、白34のサガリまで一本道だとすれば、26手目で投了しても不思議ではない。

どこで投了するかは、100パーセント本人の自由だが、白石九段が34手で投了したのは、意識的に記録の更新を避けたのかもしれない。

負けた側とはいえ、半世紀もの間、棋士の記録に名を残せるのだから、迷わず更新すれば良かったと、なだれ三昧は思うのだが・・・

もっとも、棋士にとっては、このような不名誉な名は残したくないと思い、今までも34手以上までは投げないで頑張るケースが沢山あったのかもしれない。

ならば、今後記録は更新されることなく、春山勇九段の名は、永久不滅に語り継がれるだろう。

白石九段の本音を聞いてみたい気がする。







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