「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 大きな壁を破ると、あとは一瀉千里 (謝依旻のタイトル獲得数)

<<   作成日時 : 2011/03/25 23:26   >>

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不世出の横綱双葉山が、12回目の優勝をしたのが昭和18年。
長い間、この記録は不滅だと思われていた。
しかし、20年後にやっと大鵬がこれを超えた。
すると大鵬は記録を伸ばし続け、32回も優勝してしまった。
一旦破られた双葉山の記録は、北の湖、千代の富士、朝青龍、貴乃花、輪島、白鵬等が、セキを切ったように踏み越えていく。

女流囲碁界で双葉山的(?)存在は杉内寿子八段だ。
昭和28年から、41年間かけて積み上げたタイトル獲得10個は、女流碁界での大きな壁だった。
故木谷禮子、青木喜久代、小林泉美が並んではいるのだが、一歩前に出ることは叶わなかった。

謝依旻女流三冠が、今日それを超えた。
しかも、初タイトルから6年目という超スピードだ。
発展途上の謝にとっては、まさに通過点であり、大鵬の例からみても、30個くらいまでは記録を伸ばすに違いない。

画像
今日の女流名人戦第3局。
挑戦者向井千瑛四段が白1と打ち、謝依旻女流名人が黒2と模様を囲う姿勢を見せた。
白3と対抗すると、黒4と模様に固執した。ならばと、白5と模様に芯を入れたが、どうみても、黒の模様に比べて、引き締まってなく、漠然としている。
すかさず黒6に打ち込まれた。
こうなると、この黒を相当いじめて、あわよくば取るくらいでないと、白に勝ち目はない。

画像
白は、中央の黒の囲いのスキを衝いて出て、中央に厚みを作り、下辺の黒を厳しく攻めかかった。
しかし、これで左上からの広大な黒模様は、ほとんど確定地になった。
白としては背水の陣である。

白1とカケたが、黒2に対し白3とユルめざる得ないのが泣きどころ。
黒が上方に飛び出しても、あちこちに断点や利きがあっては取ることはむずかしい。

最後は、右辺に侵入した黒を取りに行って、逆に白が取られるチョンボがあって、163手で白が投了した。

謝依旻の11個目のタイトルは、女流名人の4連覇で達成された。


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