「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 中国本因坊戦2−県代表常連と城町道場強豪の対戦

<<   作成日時 : 2011/03/14 23:03   >>

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昨日の大会で、小生は1回戦不戦勝ちで手空きだったので、棋譜をとりながら観戦した。
黒番は県代表常連で、昨年6月、なだれ三昧がアマ本因坊予選3回戦で当たって玉砕した方。
白番は、我が道場でもトップ・スリーの実力者NAKAさん。
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        (クリックで拡大)
白14は地にカラい手だが、右上白10とのバランスが悪いように思う。
すかさず黒15のコスミツケは一本立たせてハサみ、攻めながら下辺も割る狙いだろう。
ここで白16とはずしたのは、白14と連動させた趣向と見た。

ところが黒17に対し、白18の三々は大悪手。ノータイムで打った白20も勘違いか?
仕方なく白30まで収拾したように見えるが、左下隅に白2子が取られて完全な地となり、白16が働きのない場所にあるので完全に出遅れている。

黒は31、33と模様の張り合いでは負けないぞ、と主張。
白も34、36とあくまで模様を拡げる。
ここで黒37は教科書どおりの、消しの限界線で、わかりやすい。
こう打った以上、白が内側に受ければ右下への進出は限られるが、それで充分とみているのだろう。
白38を見て、それならばと、黒39と消しの定番に打った。

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黒の打ち込みに対し、白40はそっぽのような気がする。黒43のカケツギがピッタリ決ってここの折衝は白50までとなり、黒51ツケ。黒39、51の連打を許したのは痛い。

白は68から72と侵入した黒を、眼なしの状態で追いかけたが、白74に手を戻さざるを得ず、黒はなんとか首を出すことに。

金城湯池を荒らされた白だが、攻めた効果で右上、右下、下辺にいくらか地はできている。
黒は左下確定地のみで、後は大模様であって、まだ確定地ではない。
やっとクビを出した大石の攻めと絡めば、付け入るスキがあるかもしれない。

しかし、白92が、生きている石を連絡する緩着だった。
黒に93,95によって、攻めの対象が外海へ出ると同時に、模様の完成にも寄与することになっては、もう挽回は難しくなった。

粘り強さでは城町道場一のNAKAさんは、ここから100手も打ち進めたが結局投了した。

観戦していて参考になったのは、黒35、37だ。小生はとてもこんな落ち着いた手が打てない。
白の34、36、38もさすがだと思った。
黒51と連打されたあと、すんなり荒らされたら負けと思い、県代表が首の皮一枚で逃げ出すまで猛攻を加えたところも、さすがNAKAさんだと思った。

素人目に見て、黒には疑問手が見当たらない。
このクラスになると、一手のミスでも、取り返すのが難しいということだ。


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