「なだれ三昧」の石音メモランダム

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zoom RSS 井山ゆるむ、張栩粘って大きな星を拾う

<<   作成日時 : 2011/02/18 22:53   >>

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棋聖戦第4局は、2日目に入って張栩棋聖が、左辺の白模様に深々と打ち込んだことから、井山名人が猛攻し、息詰まる接近戦になった。
張栩が単純に生きる手を選ばず頑張ったために、左辺全体の15目の石が全滅してしまった。
BS放送では坂井碁聖が、ここで投了するかもしれないと解説していたくらいだ。

ところが、井山はこれを10目だけの取りを確実にした上で、先手を他に振り向けた。
しかし、張栩の尻尾逃げが逆に白数子を取り込む大きな手で、あっという間に地合いの勝負になってしまった。
それでも井山の優勢は続いたが、井山がヨセを誤り張栩が半目勝ちになった。
張栩棋聖にとっては、棚からぼた餅の勝利といえるかもしれない。

しかし、なだれ三昧の見るところ、形勢に絶対の自信があった井山が緩み、張栩の必死さに付け込まれるスキをつくったようだ。

いつもの通り、素人の勝手な見方だが・・・
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左辺黒が既に助からないと解説されていた場面で、黒としてはAとキっていくしか抵抗手段がない。
このとき張栩は129手目、黒1とアテコミを打ってから、133手目にAとキッた。
解説の坂井碁聖によると、ここは白1が利いているところで、これだけで2目の得になるという。
大石の死が確定したら即投了と言うのに、冷静だなと思った。

画像

井山が左辺を譲って、右辺を割ったあと、右上の黒を2眼の生きになるところまでヨセた。
161手目に黒1と生きたとき、井山は白2と手入れした。
これは勝ちました、という手に見える。
しかし、右上に1線に2手打ってまで2眼の生きを強要したのに、何故もう一手Aを利かさなかったのか。
絶対先手を保留したため、後に黒Aに白Bと受けるハメになった。
Aより白2が急がれるのなら、黒1と生きるまえに逆襲されるはずだ。

結果が半目負けだっただけに、大事なところで緩んでしまった感があるのは残念である。




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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
井山名人はヨセの時、チャンスはありましたが
張棋聖の気迫に押されましねえ。
惜しい碁を落としました。
縄文人
2011/02/19 00:09

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