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zoom RSS (棋聖戦第4局)自信溢れる井山、虎視眈々の張栩

<<   作成日時 : 2011/02/17 21:34   >>

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棋聖戦第4局が始まった。

図は一日目の打ちかけ図で、81手まで進行した。
黒は右辺に30目の確定地を持っているが、上辺を含め辺に低く偏っている印象がある。

黒番の張栩棋聖は、ここ1,2年で棋風をがらりと変えていたのだが、この図を見ると、以前の実利主義に戻ったのかと錯覚する。
しかし、これは白の井山名人の周到な作戦により、否応なくこのような進行に導かれたものと思う。
過去3局は全て黒番が勝っており、張栩の黒番を破れば絶対的な優位に立てる。
しかも、黒番の張栩の1,3,5,7という打ち方は、対局前から高い確度で予見できる。
そこで井山は注文をつけた。

左下隅を空けたまま白4、そして白8を利かせてからの、白14からの圧迫。
ここで白22と後手を引き、空き隅に先着を許したが、白24ツケが圧巻。
これらが、井山の一連の構想だったのだろう。

白34まで、あっという間に巨大な壁の完成である。

黒は35と上辺を荒らしに入ったが、黒45までの5子は低位で、なんとなくひ弱な感じがする。

白46と下辺に割って入ったとき、黒が隅をツケオサエて強化して、黒57と猛攻に入ったが、
白は先手で生きて白72と攻防の急所に打ち、今度は左辺も大模様化しそうな雲行きになった。
黒も73とポン抜きで強化し、下辺の白を殺す狙いと、白の大模様削減を狙う。

しかし、井山は意に介せず白74から80まで、右辺の壁を完璧にしてしまった。

ここからは、黒Aのキリ、白Bの味、黒Cの攻めが懸案として残っている。

しかし、ここまで井山の壮大な打ち方をみていると、黒Dあたりの侵入を打ち消しながら、大胆に中央を模様化する展開が見られるような気がするのだが、如何だろうか。

一日目とあって、プロの先生方は、形勢を云々しないが、ど素人のなだれ三昧は、白の厚みが雄大で、発展性があり面白いと考えるが、やはり的外れだろうか。

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